果実

2006年3月



3/13(火)
「ミリオンダラー・ベイビー」
3/12(月)
「宇宙戦争」
3/11(土)
笑いの目
3/4(土)
少ない選択
2006年 3/1(水)
監視の目


3/13(火) 「ミリオンダラー・ベイビー」

     14.png

最近は暖かかったり寒かったり、晴れたり雨が降ったりで、
すっきり感が無いのが嫌。
朝方外を見ると珍しく雪がうっすら覆っていた。


「ミリオンダラー・ベイビー」を見た。
アカデミー賞で作品賞、主演女優、助演男優、監督賞を取り、
他の映画賞でも受賞多数。
なのだが、それほど興味深いかと問われると「はい」では無いような気がした。
後半からのクリント・イーストウッドとヒラリー・スワンクの話は非常におもしろいのだが、
前半がいまいち単調であまり引き込まれなかった。
特に時間の経過と場所の設定が判り難く、
後から理解をする。
それにヒラリー・スワンクの演技は素晴らしいが、
クリント・イーストウッドとモーガン・フリーマンは、
上手いのか、自然なのか、そのままなのかが判らなかった。

見ていて後半の話の問題はあっさり受け入れられるのだが、
「何故クリント・イーストウッドは75を過ぎてもそんなに映画を撮り続ける情熱があるのか?」
という所が気になっていた。
 



3/12(月) 「宇宙戦争」

「宇宙戦争」を見た。

正直、今更「宇宙戦争」だし、トム・クルーズの大作なのであまり期待は無かった。
しかし、これがなかなか上手いし、おもしろかった。
ただトム親子が謎の機械から逃げ回るだけに焦点を当てたから、
異星人の侵略より人間の心の機微の方に重点が置かれ、
じっくりと極限下の人間像を描いている。
他の人々の反応も非常に自然で、
現在だったらパロディ的に描かれる異星人の侵略を真面目に演出している。
「夜、町外れの丘の上に異星人の機械がすくっと立つ」所で、
完全に持っていかれた。
最後までしっかり、じっくりスピルバーグの上手さが光った映画だった。

ただし、SFの設定が原作が古い分どうしてもゆるい感はあった。
 



3/11(土) 笑いの目

天気も良く、気温も高くなったので久々にリカンベントで走ってみる。
三、四ヶ月ぶり位。
団地の側を通ると何故かポニーが道路を引き連れられ歩いていた。
その脇をするりと走り抜ける。
傍から見ると何のサーカスかと。


TVを見ていたら「オンエアバトル」のセミファイナルをしていたので見た。
中にシュールなネタで挑んでいた組がいてなかなか面白かった。

続けてVTRで撮っていた「上方漫才コンテスト」の、
昨日やっていてのを知らずに途中から見たのの見ていない分を見る。
大賞を取った「チョップリン」は確かに面白いし、
あの「あほやなあ〜」のネタは好きだ。
妙に出来ていない組や、結構思っていたよりも面白かった組など、
意外性があった。
だけど、U.K.がちょっと・・・。

更に続けて「M-1 リターンズ」をビデオで見る。
M-1後恒例の「舞台裏、楽屋裏、芸人ドキュメント」かと思っていたら、
M-1決勝勢の数組と、準決勝出場組みの漫才が中心だった。
ちょっと残念。
だが漫才は面白く、特に決勝に出れなかった組には、
決勝組よりも出ていても不思議では無い組がいた。
ストリークとか。

更に続けてザ・プラン9のコント番組「結成前夜」というのもビデオで見た。
言えばドキュメンタリー風コントなのだが、
妙に真実臭く作ってあって知らん人は随分騙されるのでは、と言う内容。
それにしても大悟はわざとなのか、変な感じだった。
やはりなだぎさんは動きといい大変おもしろい。

と、大分お笑い漬けでそれに浸っていた。
 



3/4(土) 少ない選択

又もやイヤフォンズの接触の悪さで音がちっちゃくしか聴こえないので、
新しいのを買いに日本橋へ。
電気店を幾つか見て周っても似た様な品揃え、値段設定で、
さっと初めの店で決めれば済む話だった。
中古屋以外はあまり変わり映えは無いのかも。
 



2006年 3/1(水) 監視の目

さてさて、TVをつけても胡散臭い話と、
それに輪をかけて胡散臭い放送で飽き飽きしかしないが、
更にここ二、三ヶ月前から話題の胡散臭い話。
電気用品安全法による中古電気製品販売の不可。
最近古楽器に目が行くようになったのに。

国や企業が損しない様に、更には良く稼ぐ為にひっそりと進行していた話。
良くある「消費者の為と謳いながら消費者の方は向いていない」という事例。
矛盾と馬鹿さ加減は今に始まった事では無いけど、
それを喜んで後押ししている大勢は良いのかしら?

こんな時こそお得意の「自己責任」で幾らでも認めれば良いのでは?
 





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