果実

2004年9月



9/29(水)
さらば地球よ
9/28(火)
埼玉の天使
9/26(日)
「トランスポーター」
9/24(金)
「モンスターズ・インク」
9/23(木)
「es」
9/22(水)
「ER \」
9/20(月)
「ファインディング・ニモ」
9/19(日)
「U-571」
9/16(木)
「ボーリング・フォー・コロンバイン」
9/10(金)
「ベイブ 都会へ行く」
9/7(火)
24 シーズン1
2004年 9/5(日)
騒がしい大地


9/29(水) さらば地球よ

松本零士がこんな事を言っていた。
「著作者の死後120年も著作物を保護して欲しい。」とは、
著作物の世襲制を考えているのだろうか?
権力にしろ利権にしろ、世襲にするとろくでもない事が多いのはわかって、
「消費してくれるファンよりも、我が子孫に楽して暮らせる事の方が大事。」なのだろうか?
さらに、「自分が作り出した造語を保護するべきだ。」とは。
つまり、「私が創った単語を保護し、それを使った人間から使用料を取るべきだ。」と言う事か。
もしお笑い芸人が、
「私のギャグは言語的、身体的に優れた芸術である。
だから著作物として著作権で守るべきだ!!」
と言ったらどうなる事か?
悲惨な結果は見え見え。

こんな事とか最近の著作権管理の強化は、
自分達の首をどんどん絞めていっているように思える。
本来は「使ってもらってなんぼ。消費してもらってなんぼ。」じゃあないのか?
「使いづらい。消費する気が失せる。」じゃあしょうがないでしょ。
 



9/28(火) 埼玉の天使

雨上がり決死隊の蛍ちゃんが、おかき屋さんとこの娘さん、埼玉の天使と結婚していたそうだ。
挙式はやっぱり富良野。


やっと野球も終わり、ラジオやTVが正常時間から開始されるようになった。
野球を見ないに者にとっては、あの野球優待は困る。
ほとんどのスポーツ中継は大体時間通りに終わるのだが、
野球は平気で1、2時間延長するから、
特にラジオはそのまま時間がずれ込んで短縮放送、
何時間遅れで放送しているかも言わないのでがっつごおり。
だから野球には興味を持ってないのだが、やはり野球にしろ、政治にしろ、
「私達は悪くありません。」というような顔し、それが通り、
そして次を決めるのは結局こちらに見えてこない要素だったりする。
そんなきな臭さがにおってくるモノはやっぱり「おもしろそう!」とは思わないし、
興味も無くすし、見ようとは思わないだろうなぁ。
野球なら見なくて済む話なんだが。
 



9/26(日) 「トランスポーター」

放って置いた軸から折れたペダルを交換しようと必死にボルトを回すが、
有り合わせの工具でしたため上手く出来ずに、
手に蛍光塗料で塗ったかのごとく傷がいってしまう。
100円店に行くとしっかりペダル外しの専用工具が売っている。
それを使うとあっさり外す事が出来た。
人は賢いなぁ。


TVで「トランスポーター」をしていたので見た。
−きな臭い物や人を目的地まで運ぶ運び屋が、
 仕事を上手くこなすために自分が作った規則を破ったために事件に巻き込まれて行く・・・−
というありがちな話。
これはあの突っ走る商売人リュック・ベッソンの製作、脚本だから、
ほとんど別の意味で楽しみに見てみた。
で、やっぱり主人公のドイツ人はBMWや、メルセデス・ベンツに乗ってるし、
フランス人はプジョー乗っている。
しかも、途中ユーロップのくねる山道を高級車が走るという、
まるでよく目にする自動車のTVコマーシャルのようなシーンもある。
「トランスポーター」と言う題、
運び屋と言うから「TAXI」のようなカーチェイスをバンバンやるのかと思ったら、
カーチェイスは最初のワンシーンだけ。
ちょっと007っぽい東洋人女性とのロマンス、事件解決に走り出す。
後半になると、今までの主人公のやたら几帳面、
きっちり仕事をするなどの設定は一気に関係なくなり、
主人公が悪者を素手でなぎ倒すアクションモノになって、
なぜこの映画が「トランスポーター」だったの覚えていなくても良くなっている。
だが、結構アクションは飛んだりすごい体勢で殴り蹴り、なかなか良い感じ。
で、結局悪人殺してめでたし、めでたし。
見終わって、「う〜ん・・・。」となんとも言い難い感想しか持ち合わせなかった。
画は綺麗だし、アクションもなかなか良いのに、さすがはリュック・ベッソン。
 



9/24(金) 「モンスターズ・インク」

餃子がおいしそうだったので食べてみるが、
その後腹の中から嫌な臭いがして少し滅入る。


PIXARづいているが、「モンスターズ・インク」を見た。
−「扉の向こうには怪物がいるんじゃあなかろうか?」という子供の不安は本当で、
 怪物の国は存在しています。
 だけど、彼等は良い奴等で、人間の子供が怖くて、人間の子供がやって来て大騒ぎ−
という映画。
「トイ・ストーリー」の亜種みたいだが、こちらもおもしろかった。
奮闘場も、感動場も、盛り上げ方も乗って非常に楽しんだ。
ちゃんと小ネタも、毎度のジャッキー・チェンの如きおまけも満載で最後まで飽きさせない。
吹き替えで見たのだが、ちゃんと三ツ矢雄二とは驚き。
主役の二匹の声優、サリー役ホンジャマカ石塚英彦、
マイク役爆笑問題田中裕二がとても上手く演じていた。
見ていて田中裕二の方はわかったが、
石塚英彦の方は「もしや・・・。」と思ったが言われないとわからないぐらいだった。
CGも、ちょうど現実と模倣の中間ぐらいで雰囲気とも、話の内容とも上手く合致していた。
これは非常に上手いし、ちゃんと楽しめ、感動も出来る良い映画で、
「ここにPIXARあり。」と言った映画だった。
 



9/23(木) 「es」

自転車を漕いでいたら、左ペダルの回りがおかしくなり、
しばらく漕ぐと「ベキッ!!」と音を立てて軸の鉄が折れた。
仕方が無いので、片ペダル外れた軸を漕いで行った。
多分金属疲労によって折れたのだろうが、ちょっと困ったなぁ。


「es」という独逸映画をTVでしていたので見てみた。
−実験のために参加した男達は、刑務所に模した地下で看守と囚人の役に分けられ、
 14日間を過ごす事になるのだが、看守達は役を忠実に守ろうとする・・・−
という話。
アメリカの大学での実話を元に作られた映画だそうだ。
画は結構おもしろい。
少しくすんだ色や、無機質な建築物。
それに、登場人物達も一般の市民という個性が見えている。
だが、看守や囚人になったら本当にあんな風になるのだろうか?
大人達のはしゃぎっぷりと怯えっぷりは何だかバカっぽい。
あんなに簡単にたがが外れるものだろうか?
そこがいまいち乗り切れなかった。
それに説明が不足な所がいくつかあった。

ところで、この映画の原題は「das Experiment」、「実験」でそのままなのだが、
なぜ邦題は「es」(英語で言う「it」)なのか?
最後まで見ても全く意味がわからなかった。
 



9/22(水) 「ER \」

やっとERの第九シーズンがレンタルされたので見た。
おもしろい!
シーズンの始まりはお得意の救急病棟閉鎖話だが、
次から次へと問題が起こりてんてこ舞い。
ロマノフの衝撃でも、さすがは憎めない悪役、良い感じ。
この、話の速度と密度、仕事と政治と友情と愛情の人間関係はたまらない。
ERは始まった頃巷でも結構盛り上がったが、今の方が年を重ねてまだまだおもしろい。
一気に4話見てしまったので次が見たいのだが、まだ出てないようだ。
残念。

地上波では「24」も、「スターゲイト」も、「エンタープライズ」も続きをしていない。
最近ではアメリカの連続ドラマよりも、韓国ドラマがもてはやされているようで。
以前から日本の連続ドラマはつまらない状況なので、
毎週決まった時間にTVをつける事が少なくなってしまった。
 



9/20(月) 「ファインディング・ニモ」

     

まだ、夏の日のように陽が照って暑いが、海までちょっと漕いで行ってみた。
暑さが気持ち良い。


初めてパソコンでDVDで映画を見た。
モニターに写った画は思っていたよりも綺麗なモノだ。
ファインディング・ニモ」はヒットしたPIXARの全CGアニメーション。
人間に捕獲されたクマノミの息子ニモを助け出すために旅立った父マーリンの話。
初め頃は、精神不安定な魚が多く出てきたり、
「イルカは悪い奴。」とか、「全部持って行くのはアメリカ。」とか、
少々黒くておもしろかったが、
後半は助けるだけで話が進み、結局は魚なのでどうも乗り切れなかった。
それに、吹き替えの父親役の木梨憲武は良かったが、室井滋はどうにも・・・。
しかし、映像は圧倒的だった。
水中の光や影、水の表現、反射、パーティクルの制御等、CGは凄すぎる。
これだけ実写と見間違えるくらいのモノを作るとなると「絶対頭がおかしくなる!」と思ったが、
メイキングを見ると、PIXARの社内では皆毎日学園祭のような事したり、カッコしたり、
みんな子供のようにはしゃいでいた。
やっぱりそうだよな。
そんなCGだけでも見て歓心して、あっという間に見終わった。

DVDは音声や、字幕や、おまけ映像がたくさんで安いのだから売れるよなぁ。
 



9/19(日) 「U-571」

インターネットで、ソフトモジュラーシンセを探し集めていた。
いくつか集めてみたが、あまり内容を確認出来ていない。


「U-571」をTVでしていたので見た。
−第二次世界大戦時、ドイツ軍が持つ暗号機「ENIGMA」を奪うため、
 アメリカの潜水艦乗りがU-ボートに乗り込むが、自艦は撃沈され・・・−
と言う話。
映画では、「潜水艦モノに外れ無し」と言うが、これはちょっと微妙。
艦戦はCGではないので迫力はあるのだが、人間模様がいまいち。
必要なのかわからないネタ振りで死んでいったり、
「ああ、ここで死んでしまうのか。」と見えたり。
最後も、結局それでどうしたという終わり方なので、哀愁も爽快感もなかった。
同じU-ボートなら、「U・ボート」の方がおもしろかった。

主演のマシュー・マコノヒーが時々、「マイノリティー・リポート」のトム・クルーズに見えた。
 



9/16(木) 「ボーリング・フォー・コロンバイン」

最近は電子音楽、それも以前全く興味の無かった初期、
STOCKHAUSENとか、60年代以前の音楽に興味を持ってきている。
なかなかCDはないんだろうなぁ。
それよりもTVで見た、おばあちゃんの三味線の唄いに強く音楽を感じた。
存在と音に完全に持って行かれた。
いや、すごい。


TVで「ボーリング・フォー・コロンバイン」をしていたので見た。
アメリカの銃の状況を通して知らせるアメリカの状況を見せた、
ドキュメンタリー映画なのだが、時にはチャラけてみたり、
真っ向からぶつかってみたり、下手な劇映画よりも魅せられるし、おもしろかった。
特に人々の困惑の感じ。
まさに大ボスのチャールトン・ヘストンは演技以上に良い悪役をしていた。
しかし、なぜ銃製造業者の言が無かったのだろう?

「泥棒に入られたらなぜ警察を呼ぶか?」との答えが、「銃を持っているから。」と言うのは、
アメリカとこの国の在り方の根底の違いが出ているように思えた。
我々だったら、「権力だから。」なのかな?

だが、吹き替えだが英会話が残っていたので、聴くには少しややこしかった。
それに、声優の演技はこういう映画にはやりすぎの感があった。
マリリン・マンソンに三木眞一郎ははめすぎでは?
 



9/10(金) 「ベイブ 都会へ行く」

「ベイブ」は欧米の田舎の牧場で、「ベイブが食われるかもしれない。」とか、
人間と飼われた動物の関係が大人向きで、かつ、最後には感動と、
ジェームズ・クロムウェルや話がすばらしくとても好きな映画だった。

だから、「ベイブ 都会へ行く」を見たがこれはひどかった。
創られ過ぎた都会の中で、あまりに擬人化された動物達が人間のように振る舞い、
最後にはドタバタコメディーで終わる散々なモノだった。
途中から真剣に見ていなかった。
監督が変わっての続編では一番目も当てられないモノじゃないだろうか?


知らなかったが、「24」に出ている、
ニーナ役のとメイソン支部長役のはこの「24」で夫婦になったそうだ。
なんか思いもよらない組合せ。
 



9/7(火) 24 シーズン1

いつもはしっかり日焼け止めを塗っているのだが、
付け忘れて外へ出ると、見事真っ赤、桃色に焼けてしまった。

また地震に、風の強い台風だ。
にぎやかすぎるな。
風のせいで自転車がバッタンバッタン倒れるので、
壁に倒れかけさせて置くしかなかった。


さて、TVでの「24」の第一シーズンが終わった。
レンタル開始時の煽りがすごかったので、期待しすぎて見たせいもあったが、
それほど「次も次も!!」と言うまでは行かなかった。
しかし、久々に来週が楽しみな連続ドラマだった。
アメリカの連続TVドラマは、シーズン毎に大きな流れはあるが、基本一話完結モノが多い。
そういう意味ではこの「24」は、「ER」のシーズンの流れ方に近い感じもし、
同じく人間、家族物語だった。
話的にはパーマー一家の話の方が面白かった。
人物では、ケビンとメイソン支部長が良かった。

しかし、次のシーズンに繋げるためにまだネタ振って終わらせないのは不完全燃焼。
 



2004年9/5(日) 騒がしい大地

日に二度も地震が起こった騒がしい日。
家がゆらゆら、よく揺れるのでちょっと半笑いだった。

先日は一瞬の停電で、水道の水が濁り続けていた。
台風、噴火、地震と起こってるが、まあ、日本はそんな場所だし。
とにかく、核施設がぶっ壊れなくて一安心。
 





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