2017年に見たテレビドラマ・映画グランド大賞

2017年12月31日 日曜日

年々その年に見た映画が減って来ている。

2012年307作
2013年148作
2014年100作
2015年67作
2016年40作
で、2017年は26作。

テレビドラマは毎週の習慣で見られるのだけれど、映画は構えて二時間程、おもしろいのか、おもしろくないのかの時間を集中力を持たないといけないのが段々と面倒臭くなって来た。
それに、わたしは映画はテレビでの放送、しかもノーカットで字幕放送しか見ないのでBSでしか見ず、それだと中々おもしろい映画や見たくなる興味の出る映画が放送していないというのもある。
2012年辺りはとにかくテレビで放送している映画を録画して見まくっていたけれど、そこまでの情熱や執着心が無くなってしまった。

で、昨年からこのグランド大賞にテレビドラマ部門を追加したので、2017年に見たテレビドラマの総括。

2017年に見たテレビドラマは、

CSI:科学捜査班 789
CSI:NY 2345
バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 7
ER緊急救命室 45シーズン6789
スパイ大作戦
ハウス・オブ・カード 野望の階段
エージェント・オブ・シールド シーズン3
エージェント・カーター シーズン2
X-ファイル 9
X-ファイル 2016
コード・ブラック 生と死の間で
SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁
SHERLOCK シーズン4
SCORPION/スコーピオン
MACGYVER/マクガイバー

で、ざっと計算してみたら380話弱位?
昨年よりも更に減って、新規ドラマでも数話だけ見てつまらなくなってとか、一話目でだけ見てつまらなかったのでとかで新規ドラマで見続けたのが無かった。

結局、一番おもしろかったのって「ER緊急救命室」。
シーズン4から9までで、丁度オリジナル・メンバーの降板や新人物の登場で激動の時期で、多分二回目か三回目なのに何度も見てもワクワクと興奮でおもしろい。
改めて、わたしの中の三大海外ドラマ「24」「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」と並ぶ興奮と入り込み度。

逆に、それまでおもしろく見ていたのに、最終シーズンで急激につまらなくなった「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲」「X-ファイル」「SHERLOCK」とかは大分ガックリ来たなぁ。
特にあれだけおもしろかった「SHERLOCK」がシーズン4でこれだけつまらなくなるとは思いもよらなかった。
 
 
で、映画。
2017年に見た映画を最もおもしろかった五つ星☆☆☆☆☆として星取りのそれぞれの数。

☆☆☆☆☆ 4作

☆☆☆☆★ 0作

☆☆☆★★ 2作

☆☆★★★ 9作

☆★★★★ 9作

★★★★★ 2作
 
 
五つ星☆☆☆☆☆の映画は、

隠し砦の三悪人
七人の侍
用心棒
椿三十郎

と見事に黒沢明映画。

まあ、当然おもしろい映画なんだけれど、久々に見ると「成程…」とか、「これがこう展開するのねん。」とか、素晴らしく良く出来ている事をまざまざと見せつけられて、映像も脚本も登場人物も圧倒。

この中では「用心棒」が今年最高の一作。
設定や脚本の展開も見事だけれど、これの三船敏郎が最高にカッコ良い。
「用心棒」はわたしの好きな五大映画の一作は昔から間違いなかったと確認。

一方、つまんな過ぎた、星無し★★★★★の映画2作。

スター・トレック イントゥ・ダークネス
ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック

「スター・トレック イントゥ・ダークネス」はこれまでのテレビドラマのスタートレックシリーズとは別の並行世界でのストーリーで、ドラマとは別シリーズとは言え、題名に「スター・トレック」と付いていればテレビドラマ的なモノを期待してしまうし、わたしが三大海外ドラマの中に「スタートレック:ディープ・スペース・ナイン」を入れているので特に。
このシリーズ自体、映画としてご都合主義だらけでつまらなく、映像は派手だけれど中身はスカスカという、J・J・エイブラムスの何時もの駄作だし。

「ゲームセンターCX THE MOVIE 1986 マイティボンジャック」は、わたしが昔からよゐこのラジオを聞き、今も有野晋哉だけが出ている「オレたちゴチャ・まぜっ!〜集まれヤンヤン〜」を聞いているし、「ゲームセンターCX」もそれなりには見て来たけれど、それにしても映画としても、「ゲームセンターCX」の特別版としても酷い出来だった。
 
 
毎年、良かった監督と駄目だった監督も挙げているけれど、今年は上記の通り、一番素晴らしかったのは黒沢明で、駄目だったのはJ・J・エイブラムス
J・J・エイブラムスは去年のグランド大賞でも、「スター・トレック(2009年)」や「SUPER8/スーパーエイト」とかで最低監督に選んでいた。
J・J・エイブラムスの話になると毎度書いてしまうけれど、J・J・エイブラムスの扱われ方って、ヒットする上手い娯楽映画を撮るという感じで次世代のスティーヴン・スピルバーグ的な感じにされているかと思うけれど、わたしにとっては見た目の派手さはあるけれど中身がスカスカしている張りぼて感満載のレニー・ハーリンとか、マイケル・ベイの系譜の正統後継者にしか思わない。
わたしは本当にJ・J・エイブラムスが合わない。

毎年、良かった俳優も挙げているけれど、こちらも当然三船敏郎
 
 
毎年見た映画が減っているし、テレビドラマも減っていて、それはそれで良いんだけれど、その分の時間をアメコミを読む方に回したら良いのに…と思っているのに、その時間が取れないって時間の使い方が下手だよなぁ。
それに、全てのテレビ録画がパソコンで行っているけれど、そのパソコンの調子が悪過ぎてフリーズしまくりで、映画どころか、テレビドラマもテレビのバラエティ番組さえ見るのが面倒臭くなって来た…。
 
 
関連:2012年に見た映画グランド大賞
   2013年に見た映画グランド大賞
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