2016年に見たテレビドラマ・映画グランド大賞
2016年12月31日 土曜日毎年毎年見た映画が減って来ていて、2012年307作。
2013年148作。
2014年100作。
2015年67作。
2016年は40作。
映画って当たり外れの大き過ぎる短編を見ている感じがして、もう、映画を見るのが面倒臭くなってしまっている。
映画を見るのだったら、おもしろいテレビドラマを見た方が楽しめるので、テレビドラマの方が多く見ていた。
と言う訳で、今年からグランド大賞にテレビドラマ部門を追加。
まずはテレビドラマから。
2016年に見たテレビドラマは、
CSI:科学捜査班 6・7
CSI:マイアミ 3・10
CSI:NY 1・2・3
バーン・ノーティス 6・7
ナイトライダー 1
24 1
バトル・クリーク 格差警察署
ヒューマン・ターゲット
X-ファイル 6・7・8
エージェント・オブ・シールド 2
ザ・ラストシップ 2
エージェント・カーター 1
ER緊急救命室 1・2・3・4・5
で、ざっと計算してみたら450話弱位?
昨年よりも減ったけれど、映画に比べると満足打率はテレビドラマの方が高いかな?
この中で一番おもしろかったのは、新作は「ザ・ラストシップ」のシーズン2。
旧作見直しは「ER緊急救命室」。
「ザ・ラストシップ」はシーズン1の映画的見せ方と素早い展開で、既にシーズン1でワクチン出来てしまってシーズン2でどう展開させるのか…?と思っていたら、見事にワクチン完成後のゴタゴタを描き、新たな敵との戦いと、まあ見事に見せて非常におもしろかった。
ただ、このシーズン2で十分終わりに出来る内容だったのに、更にシーズン3もあるんだよなぁ…。あのシーズン2最終話の最後の、如何にもシーズン3へ繋げますよと言う強引な振りの展開は物凄く冷めたのだけれど、シーズン3はおもしろいのかなぁ?
以前も地上波や衛星放送やレンタルで見ていたのだけれど、Dlifeでシーズン1から始まったので見直した「ER緊急救命室」だけれど、やっぱり「ER」はおもしろい。
ERだけで進む人間関係と医療を軸にした様々な人々の人生悲喜劇は、見る度に脚本の上手さを感じて止まない。
それにあのステディカムでの動きながらの撮影での演出やら、長期間に渡る撮影で何処までが演出通りなのかアドリブなのか分からない役者の演技等々本当に見ていて楽しく、Dlifeでの放送が在庫処理的週五話という、Dlifeのファッキンさが出るあのクソ編成でも、毎日飽きる事無く楽しんで見れたしなぁ。
続けて見たいけれど、またもやDlifeのよく分からない、昔のもう終了したドラマで、今まで連続して新シーズンを放送していたのに急に次のシーズンを放送しなくなるというファッキンDlifeが発動し、シーズン6は何時から見れるのか分からないし。
わたしの中での三大テレビドラマは「24」「DS9(スタートレック:ディープ・スペース・ナイン)」「ER緊急救命室」で、改めて「ER緊急救命室」を見て、やっぱり三大ドラマの位置は変わらず。
で、映画。
2016年の見た映画の星取りのそれぞれの数。
☆☆☆☆☆ 4作
☆☆☆☆★ 2作
☆☆☆★★ 9作
☆☆★★★ 11作
☆★★★★ 12作
★★★★★ 2作
最もおもしろかった五つ星☆☆☆☆☆の映画1作。
ターミネーター
バック・トゥ・ザ・フューチャー
インセプション
エド・ウッド
この中ではやっぱり「エド・ウッド」が2016年最高の一作。
「エド・ウッド」はわたしの中の大好きな映画の五本の指に入る一作で、映画に対する愛とこの映画の制作側の映画に対する愛が入り混じり、見ていてワクワクとほんわかの気持ち良さがたまらない。
一方、つまんな過ぎた星無し★★★★★の映画2作。
まあ、スティーヴン・セガールはやたらと見てしまうけれど、結局「つまらない!つまらない!」の繰り返しで、最早セガール映画のつまらなさを楽しむという楽しみ方も出来ず、今まではスティーヴン・セガールの映画をテレビで放送していればとにかく録画して何となく見ていたのに、それさえ止めてしまい一切見なくなってしまったという止めを刺したのが「沈黙のテロリスト」。
「リボルバー」も元々ジェイソン・ステイサムが好きではないのに、ガイ・リッチーが監督・脚本と言う事で見てみたら、これが本当にクソつまらない映画だった。
しかし、2016年一番の最低につまらなかった映画は「アバター」。
「アバター」は星一つ(☆★★★★ )だったけれど、「アバター」は大ヒットした映画だったのでどれだけおもしろのか?と見たら、これがまあつまらない。
大ヒット映画と言う肩書からの肩透かしによる最低映画という部分も大きいけれど、それでもなぁ…。
2016年の映画の五つ星☆☆☆☆☆の中に「ターミネーター」は入っている訳で、「エイリアン2」も五つ星☆☆☆☆☆なんだから、わたしの中では「どうした!?ジェームズ・キャメロン」なんだよなぁ。
2016年は良かった監督は、ジェームズ・キャメロンの出世作と最高収益作だけれど酷い映画の差が激しく、ジェームズ・キャメロンではなく、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のロバート・ゼメキス。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」での全てが繋がって行く演出・構図・脚本がまあ見事。一回見て、もう一度見直すと「あれがこれで、これが実は振りなのかぁ!」と感激したし。
で、一方駄目だった監督。
これは何と言ってもJ・J・エイブラムス。
話題になり、ヒットもした「スター・トレック(2009年)」や「SUPER8/スーパーエイト」とか、どれもつまんなかった。
J・J・エイブラムスの映画って、見た目は派手で何か凄い感じはあるのものの、やたらと突っ込み所が多く、色んな部分が緩々していて、見ている途中から始めに少しはあった興奮が見事に無くなって行く。
J・J・エイブラムスの扱われ方って、ヒットする上手い娯楽映画を撮るという感じで次世代のスティーヴン・スピルバーグ的な感じにされているかと思うけれど、わたしにとっては見た目の派手さはあるけれど中身がスカスカしている張りぼて感満載のレニー・ハーリンとか、マイケル・ベイの系譜の正統後継者にしか思わないんだよなぁ…。
テレビドラマ版の「スター・トレック」シリーズが好きで見ていて、「スター・ウォーズ」シリーズもそこそこ好きだったのに、映画「スター・トレック(2009年)」があの出来で、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」は見ていないけれどもこっちも作っているとなると余計に「ファッキン!J・J・エイブラムス」になってしまう。
監督の次は役者。
これも「エド・ウッド」のジョニー・デップ。
ジョニー・デップって、ヘンテコな仮装的役よりも普通の見た目の人の方が好き。
「エド・ウッド」でのジョニー・デップは見事だったし、この映画でアカデミー助演男優賞を受賞したマーティン・ランドーも見事。
役者を見る映画としても「エド・ウッド」はおもしろかった。
今年はある程度映画を選んで見ていたので、「外ればっかりで映画見るの面倒臭くなった!」と言う事はなかったにしろ、それでも最近は映画を見る事が面倒臭くなってしまっている。
映像的な部分では映画が勝るけれど、物語を見ると言う部分では映画の限界を感じてしまい、物語を見るならテレビドラマ…という事になり、そっちに行ってしまっている。
来年は本当により「これ!」と思う映画しか見なくなると思うと、完全に映画衰退期。
2012年には一年で307作も映画見ていたのは何だったんだ?
関連:2012年に見た映画グランド大賞
2013年に見た映画グランド大賞
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