クリミナル・マインド 第1シーズン

2013年04月05日 金曜日

2013年になって「一日に一本映画を見る」を止めたので新たにTVドラマを見てみようという事で、何本かわたしにとって新作ドラマを見てみた。で、「クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪Criminal Minds)」の第1シーズンをDlifeで平日毎日放送していたので見てみた。

FBIの行動分析課のメンバーが、起こった事件の犯罪者をプロファイリングして捜査し、事件の真相と犯人逮捕を目指す。
基本的にはチームリーダであるジェイソン・ギデオンがプロファイリングして、他のメンバーが情報集めや現場捜査を行う。

事件の展開は物凄く早く、結構「んっ?」と戸惑ったり、置いて行かれる部分も。その原因は、やっぱりプロファイリングで事件の捜査をする事。プロファイリングって、その元祖とも言えるシャーロック・ホームズから現在の「CSI」に至るまで、微細な証拠の積み重ねでその人物の人物像や行動を推理して行き、それをきっちり説明して行くモノのはずなんだけれど、このドラマも含め、近年の「プロファイリング」と銘打ち、それを中心にした話って、説明部分の説得力が弱い。このドラマでも、犯人の年齢、身長、職業から、乗っている自動車の種類までピッタリと当てるのだけれど、「何故そうなのか?」の説明がほとんど無く、「それはそういうモノだから。」、「こういう犯罪を起こす人物はこういう性質がある!」で進んで行くので置いてけ堀。そこが統計か、これまでの犯罪者と似ている部分を示してもらわないと、単にFBIの捜査官が賢いと言う為の都合の良い話運びにしか見えず、見ていても爽快感が無い。
それに主人公であるジェイソン・ギデオンは結構寡黙で、人物を見せるよりは話を進めるストーリーテラー的人物で、周りの同僚達の方が活き活きとしていて活躍するし、人物的にもおもしろいので、一番前に出て来ないといけない主役が埋もれてしまっている感じを受けてしまったのも、乗れない理由の一つ。
あと、行き成り二話目にして、大学の寮で放火があったので飛行機で出動して、放火まで面倒見るなんて地元警察でもあるまいしと、結構腰砕けだったし。

話的にはそれなりにおもしろいのだけれど、プロファイリング以外にも、毎回サイコ野郎の身勝手を見るのかというのもあるし、連続ドラマは吹き替えじゃあないと何か嫌なのに字幕版、ただでさえ「ER」を平日毎日放送しているのを見ているのに、更に毎日というのはきついしで、見続けるのは一旦止め。吹き替え版が第1シーズンから週一で始まったら再び見てみようかな?
 
 
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