前期見たテレビドラマは「ラストシップ」と「ER」

2016年10月04日 火曜日

2016年の7月から9月の三ヶ月に見たテレビドラマは、

CSI:科学捜査班 6
CSI:NY 2
ヒューマン・ターゲット 2
エージェント・オブ・シールド 2
ザ・ラストシップ 2

新規に見始めたドラマは、「エージェント・カーター」と「ER緊急救命室」。
「ER」は以前に十数シーズンまで見たので完全な新規ではないけれど、再びシーズン1から見出したので「エージェント・カーター」と共に別記事で。

これまで続けて見たドラマの中では、やっぱり「ザ・ラストシップ」が抜群におもしろかった一方で、シーズン1はそこそこおもしろかったのにシーズン2になって急につまらなくなってしまった「ヒューマン・ターゲット」や「エージェント・オブ・シールド」があったり。
 
以下、感想。
 
 
CSI:科学捜査班 6

シーズン6を続けて見ていたけれど、やっぱり「CSI」はおもしろい。

シーズン6はジム・ブラス警部がやたらと災難が多かったシーズン。
7・8話の「銃弾のカオス」では誤射の責任を負う事となり、23・24話では撃たれてどうなるのか?の負傷と、シーズン6はブラス警部が主役となる話が多かった印象。

21話「悪魔のブライズメイド」は初めからコメディで、重い回が多い中では終始笑えた楽しい回。
ニック・ストークスの証拠を積んだ車が盗まれた所から始まり、証拠採集をした現場捜査官達の自分目線の回顧が語られるのだけれど、サラ・サイドルは造花のバラに目が行き、結婚式に疑問を持つ一方で、そのバラに気付かず、バラを摘んで女性の所に行くニックや、バラに停まっているてんとう虫にしか目が行かないギル・グリッソムと、各人の性格が良く出ていた演出とか、ちゃんとラボの準レギュラーの分析官達も活躍がありと、楽しくて上手い脚本の回。

最終話「サヨナラはまだ・・・」は、ブラス警部がどうなるの?で最終話前の回からの引っ張りで、既にこの後のシーズンもブラス警部が登場しているので「ブラス警部役のポール・ギルフォイルが降板するんじゃないか?」でのブラス警部の危機という部分では面白味は無く、今見ると、「死にそう…でも助かりました!」の展開って何だよ感はある。ただこの回はこれじゃあない部分で、これまでのシーズンの中でも最も衝撃的なシーズン最終話になっている。
最後の最後でギル・グリッソムとサラ・サイドルが付き合っているというか、同棲してんの!?という展開を見せてしまうのはびっくり。この二人の関係性も、既にこの後のシーズンを一回地上波で放送していたのを見ていたので、わたしは驚きは無いのだけれど、これをそのまま見ていたら相当な衝撃展開。
 
 
CSI:NY 2

引き続き、行き成り色々なテコ入れを行なったシーズン2を見たのだけれど、シーズン2の一つの目玉は「CSI:マイアミ」とのクロスオーバー・エピソード。
「CSI:マイアミ」のシーズン4の7話「NYからの使者」が前編で、「CSI:ニューヨーク」のシーズン2の7話「再びの地、NY」が後編。
この連続する2話に関して、放送していたDlifeは分かっていて、「NYからの使者」の翌日に「再びの地、NY」を放送した。Dlifeはこの同時期に見ていた「ER」は平日5話連続とか馬鹿みたいな在庫処理的編成をしたり、ドラマの人物に被る位デカデカと番組と関係無い他の番組予告を入れたりと、クソな部分は多いけれど、この連続する話をちゃんと続けて放送する編成は良い。
以前、地上波のテレビ大阪で見ていた時なんて、「CSI:マイアミ」の「NYからの使者」の次の週に「CSI:ニューヨーク」のこの「再びの地、NY」だけを放送する事は当然無く、「CSI:マイアミ」のシーズン4が終わったら「CSI:ニューヨーク」を放送するのかと思いきや、「CSI:マイアミ」のシーズン5を昼間に週3本。その後の昼の枠で何故か「CSI:ニューヨーク」のシーズン3から放送。深夜枠では「CSI」を放送し、その後に「CSI:ニューヨーク」のシーズン1・2と放送したはずなので、この完全に前後編の後編の「再びの地、NY」を見たのが「NYからの使者」を見てから一年半以上経ってからという、まあ酷い編成だったクソビ大阪の編成を考えると、この編成は非常に良い。

で、内容としては、「CSI:マイアミ」の方は完全に前編であり、導入であるので登場人物は余り目立たず、マイアミにやって来たマック・テイラーの捜査もほとんど描かれずで、クロスオーバー・エピソードとしてはつまんない。
本編は後編の「CSI:ニューヨーク」の方で、「CSI:ニューヨーク」の顔見せでもあった「CSI:マイアミ」のシーズン2の「マイアミ – NY合同捜査」の時もそうだったけれど、やっぱりニューヨークにいるホレイショ・ケインって物凄い違和感があり、そこが面白。
ニューヨークでもやっぱり怪しい人物には脅しをかけ、雨の中で濡れながら子供に報告しているホレイショ・ケインのカッコ付け過ぎに爆笑。意味も無く急にフレームアウトするお馴染みのホレイショ・ケインにも爆笑。ホレイショ・ケインのカッコ付けは何処でも。そう言えば、このカッコ付けに飽き飽きして「CSI:マイアミ」を見るのを止めた事を思い出した。
 
 
ヒューマン・ターゲット 2

シーズン1はクリストファー・チャンスウィンストンゲレロの男三人の秘密作戦モノだったのが、シーズン2の一話目から急にイルザ・プッチエイムズという二人の女性が入った事によって、急激に雰囲気は柔らかくなってしまい、コメディも多くなってしまい、シーズン1の様な男臭いハードボイルド風からの変更で急におもしろくない様に感じてしまった。

ウィンストンが「チームに女が入るとろくな事はない。」と言っていたけれど、別に女性差別と言う意味ではなく、実際シーズン1の男達だけで展開させてシーズン2が作られ、シーズン2で女性レギュラーを入れてシーズン2で打ち切りになってしまった事を考えると、折角良い雰囲気だったシーズン1から変える必要はあったのか疑問だし、実際このテコ入れは失敗している訳だし。

話も、シーズン1ではこれまでのハリウッドのアクション映画で見て来た様な舞台設定を一時間ドラマで一気にやってしまう面白さがあったのに、シーズン2ではそれが無くなり、そもそも誰かの身替わりの標的となるというクリストファー・チャンスの設定もどっかに行ってしまい、ただどういう伝手で知ったのか分からない依頼人が来て、その人を守るという普通の話になってしまいて、話の部分でもつまらなくなってしまった。

シーズン2では早い段階でほぼ流し見、違う事しながらのながら見状態で、何とか最終話まで見たけれど残念なドラマとして終わってしまった。
 
 
エージェント・オブ・シールド 2

こちらもシーズン1はS.H.I.E.L.D.の秘密任務と対ヒドラの話で結構おもしろかったのに、シーズン2になってからはめっきりつまんなくなってしまった。
シーズン1は結構おもしろく見れたドラマだったのに、シーズン2になり突如つまんなくなり、最早流し見状態になってしまったドラマが連続するのも珍しい。

シーズン2の話の軸としては、前半はS.H.I.E.L.D.の再建だったはずが、ヒドラと戦いながらで具体的に何をして再建しているのか分からず、非常に中途半端な再建の描き方。
ヒドラとの対決も、急にヒドラ幹部が現れたかと思うと皆殺しでヒドラ壊滅とか、散々引っ張った謎の模様もクリー人が出て来てあっさり全部説明しちゃうという酷い結末しか見せずに終わり、展開がことごとく盛り上がらない。

後半は二つのS.H.I.E.L.D.とスカイの特殊能力の発現が軸になり、最早前半の話は何処行ったの?の別展開になったけれど、このどちらもがつまんない。
実はもう一つのS.H.I.E.L.D.があり、それはニック・フューリーの独裁的秘密主義のやり方に反旗を翻した集団ではあるけれど、その集団が何でフィル・コールソン側と揉めているのかがさっぱり分からない。
フィル・コールソンの所へフィル・コールソンが信頼している人間をスパイにして送り込まなくても、お互いに始めから話し合えば良いだけの話だし。揉めないと話が盛り上がらないからの展開でしかないしなぁ。
フィル・コールソン側も他のS.H.I.E.L.D.のエージェントを探していたはずなのに、もう一方のS.H.I.E.L.D.は巨大な空母が基地なのにそれを一切知らないとか急な手抜き仕事をし、その割には他のエージェントの行方は探れているらしいとご都合主義なだけ。

フィル・コールソンが対立する理由として、フィル・コールソンが持っているツールボックスの中身を巡る騒動が暫く続くのだけれど、このツールボックスに関して進んでいる謎の計画シータ・プロトコルを散々やっていたのに、開けてみればヘリキャリアを再建するというだけの事で、拍子抜けも甚だしい。
あれだけ多くの人が関わってヘリキャリアを作っているのに、フィル・コールソン以外のS.H.I.E.L.D.の誰も知らないって有り得ないじゃん。
それに、そもそもヘリキャリアの再建って隠さなくちゃいけないの?何で?ドラマ内では一切理由が無く、単に「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で出そうにも他の映画では伏線が出し難いので「エージェント・オブ・シールド」で出したというだけ。「エージェント・オブ・シールド」では話の展開上全くヘリキャリアはいらないし、その後もヘリキャリアは一切出て来ないし。

独断的で独裁的なS.H.I.E.L.D.は特殊な能力者を無理矢理保護監禁していたという事で、S.H.I.E.L.D.ってどうも胡散臭いを越えて非常に危険な組織として描いているのに、そこは全然間違いではないという感じで進み、最終的に特殊な能力者はヤバいからS.H.I.E.L.D.のやっている事は全て正しい!みたいな感じで終わってしまい、何じゃこりゃ?
これでS.H.I.E.L.D.を正義の組織として描くにしては無理があるし、管理や監視が及ばない個人の独断で人々を守る為だったら少々の個人の犠牲は問題無いという組織が正しいと描いているけれど、これって何かの皮肉にしかならないのに皮肉でも無い様だし。

それにスカイの能力発現の方もグダグダとスカイが悩むのが面倒臭く、これを引っ張っていても話がつまんない。
この能力発現って完全にX-MENで、マーベル・シネマティック・ユニバースにはX-MENは映画化権を20世紀フォックスが持っているので出せないのは分かるけれど、レイナの見た目の変身とか完全にミュータントで正直見た目が安っぽい。

話もつまんなかったけれど、シーズン2は登場人物の扱いも酷かった。
中盤でのアントニー・トリプレットの退場も、シーズン1から引き続いて登場してレギュラーみたいな顔してた割に、似た様な立ち位置のランス・ハンターも登場した事で登場人物として必要性が無くなり始め、結局お払い箱で急に退場した時点で登場人物の扱いの酷さは分かっていたけれど、特に最終盤には前振りもなくそれまで重要登場人物だった人々が急にバタバタと死んで行く在庫処分の一掃セールは酷かったなぁ。あからさまに「シーズン3には出ないので、ここで終りです…」という切り捨て方だったし。
レオ・フィッツの上手く言葉が出て来ないという悩みも何時の間にか治ってしまい、人物の新設定も非常にお座なり、適当だし。

シーズン1はまだS.H.I.E.L.D.の活動とS.H.I.E.L.D.の崩壊という展開で分かり易かったのに、シーズン2はS.H.I.E.L.D.の再建をしているのか何しているのか、話があっちゃこっちゃ行っては謎を明かさず引っ張る割りに、その解明や解決は非常にあっさりで急という展開だし、さっきまで敵だった相手が仲間になり、仲間が敵になりと常に敵味方がコロコロ入れ替わり、目まぐるしくすればする程どうでもよくなって行く展開とか、シーズン2になって本当に脚本が酷くつまらなかった。
登場人物もシーズン1はちゃんとそれぞれが登場して、そこにいる事が機能していたのに、シーズン2になって色んな登場人物を次々と出しては新たな展開にしてはいるけれど、いらない人物がやたら多く、使い捨ての感じは拭えない。

これだけつまらなくなったので視聴者は当然減り、シーズン1はシーズン・プレミアこそ1212万人はお捻りだろうけれど、その後は前半はまだ700万人だったのが徐々に減り始め、中盤では600万人台から終盤では500万人台まで落ちたのが、シーズン2ではシーズン・プレミアから598万人とシーズン2では600万人を超える事は無く、500万人を超えたのはたったの四回だけで後は400万人台。しかも最終話がシーズンでも下から二番目に悪い388万人まで落ち込んでしまっている。
シーズン3は更に落ち込み、ほぼ300万人台で200万人台まで落ちていて、そりゃあこの内容で続けられても見る気はしないよなぁ。
シーズン3なんてシーズン1から比べると半分以下。下手したら三分の一以下。シーズン1のシーズン・プレミアと比べたら四分の一以下の視聴者数にまで落ち込んでいるのに、2016~2017年期にシーズン4をする事は決定しているらしい。
もう、映画の方が好調なんで、映画の方で「Inhumans」を公開するまでは意地でも「エージェント・オブ・シールド」は終わらせられないのかなぁ…。

正直な所、このドラマ、高画質で録画してBD-Rにも書き出して保存していたのだけれど、このシーズン2のつまらなさで多分もう一度は見ないと思うので、それも勿体無くなり始めているし、シーズン3に至ってはシーズン2のつまらなさから更に落ちるのかと思うと見るのも面倒臭くなって来た。
しかも、「エージェント・オブ・シールド」のシーズン2の次に始まった「エージェント・カーター」も「エージェント・オブ・シールド」のシーズン2よりはまだおもしろいけれどつまらないので、マーベル・シネマティック・ユニバースのテレビドラマはもういいかなぁ…?とまで思ってしまい始めている。
 
 
ラストシップ 2
 
 
関連:エージェント・カーター
    ER緊急救命室

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