99のANNから岡村隆史のANNへ

2014年08月29日 金曜日

先週の「ナインティナインのオールナイトニッポン」の番組最後での「九月でナインティナインのオールナイトニッポンは終了します」と言う衝撃的過ぎる発表から、今週のその理由の発表は当然ラジオの前で生放送で聞いた。
その理由は矢部氏の達成感から来るモノで、二人共真摯に、笑いも挟みつつ真面目に語るのを聞いて、当然モヤモヤした部分がありつつも納得して…と言うより、納得させようとして聞いていた。変なモヤモヤがある中で感じたのは「ラジオが凄い」という事。わたしも先週の感想で『岡村が休んでしまい、矢部一人でラジオをしていた時から「終わるのかも…?」とは覚悟してはいたし、番組本を出し終わったという事で、番組本を出すとなった当初から「番組本を出し終わったら、もしかしてラジオも終わるんじゃ…?」とも思っていたけれど…』と書いたけれど、まさに理由もそれで、聞く方がそう感じてしまうのは矢部氏の考えていた事や想いがはっきりとはしないけれど、喋る言葉なのか出す雰囲気なのか、何かしらが出てそう感じさせてしまうんだろうと思うと、ラジオで毎週二時間語るって、その人が滲み出てしまうトンデモない媒体。ラジオのおもしろさや魅力って、これなんだろうなぁと思うし、だから「ナインティナインのオールナイトニッポン」を聞いていたのだと改めて思った。

そして、「ナインティナインのオールナイトニッポン」は九月一杯で終わる事になってその理由が語られ、そこに出川哲朗が登場し「オールナイトは辞めちゃいけない!」というリスナーの代弁で一気に泣きそうに。熱い熱い放送になったと思ったら、「十月からは岡村隆史のオールナイトニッポン開始!」という発表で、ずっこけ。と言うか、一週間の変な不安から安堵に変わって更に泣きそうになった。ドッキリのネタバラシした後の泣いちゃう奴って、これ。でも、このぶち上げるけれどグダッとするのは「ナインティナインのオールナイトニッポン」だし、昔の「ナイナイナ」とか、ゴールデン枠前の「ぐるぐるナインティナイン」とかの時のナインティナインの持ち味で、これがナインティナインでもあるんだよなぁ…と嬉しくもなった。

この「岡村隆史のオールナイトニッポン」は、先週の時点で残り一ヶ月しかないのに急な終了宣言や、公式ホームページに「さらに重大発表も!」と書いてあったりしたので何かしらでラジオは継続するとは思ってはいたけれど、20年番組が続いたのに今更一人だけというのはどうにもすんなりと入って来ない。少し安堵だけれど、矢部氏はいなくなり、岡村さん一人でツッコミ無しで大丈夫なんだろうか?小西さんの笑い声ありでもツッコミはないだろうし。確かに、以前は矢部氏は強く「アホか!」と突っ込んだり、「おじいちゃん!」と優しくいじったりしていたのに、パッカーン後はツッコミが全然優しかったり、以前だったら突っ込んでいた所でも結構そのまま触れなかったりしていて、矢部氏も変わってはいたけれど辞めるまで行くんだなぁ。どれだけ毎週聞き続けていても、やっぱり本人の思いってどれだけ話しても中々分かり難いのってもどかしい。
理想としては「『岡村隆史のオールナイトニッポン』でおじいちゃん暴走気味。やっぱりツッコミがいないと…で、じゃあ俺が俺がで色んなゲストがアシスタントに。でもしっくり来ない。やっぱり、俺か!で『ナインティナインのオールナイトニッポン』復活…」になって欲しいんだけれどなぁ…。

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