Plant-Based Lube

2014年06月23日 月曜日

自転車のオイルって結局何が良いのかよく分からない。

今まではフィニッシュライン(FINISH LINE)の「緑」こと「クロスカントリー ウェット ルーブ(Cross Country Wet Lube)」を使ったら、すぐにチェーンが真っ黒になり、チェーンや変速機の隙間に黒い粘土状のゴミ、わたしは油クソと勝手に呼んでいる物質がベタベタ付着したので使い切って止め、今度は同じフィニッシュラインの「白」こと「クライテック ワックス ルーブ(KryTech Wax Lube)」を使ってみたら、汚れも付かないし、ココナッツ的な甘い匂いがするのは何?と思いながらも、中々良いと思い使っていた。
ただ、このフィニッシュラインのオイルの量が少ない。試しもあって一番小さいのを買っていたけれど、容量は60mlしかないので「あれ?もう終わり?」の早さでなくなってしまう。次の大きさでも120mlしかなく、一番大きい945mlとなると買うかどうか大分迷ってしまう所。
なので、自転車屋を周って探して見た所、安くてそれなりの量のあるオイルを見つけたので購入。

 
 
0623.png
 
 

オロンタス(ORONTAS)の「Plant-Based Lube」。300gで約800円で購入。
使ってみると、そりゃそうだけれど普通のオイル。結構黒くなるけれど、それ程粘着性のある黒い汚れではないので拭けばサラッと取れるし、結構持つ様だ。
ただ、このスプレー型だと、一応小さいノズルが付いているけれど、噴射すると飛び散るので下に布やティッシュで補助しないといけないのが面倒臭いかも。押して液体を出す形だと自分で量を調節し易かったけれど、スプレー型だと量の調節が難しく、一部分に多くオイルが付くけれどその隣はあんまりついていないとか、まばらになるのも難しい。
あと、何だか生臭い匂いがする。わたしは自転車を室内保管していて、今までの「クライテック ワックス ルーブ」がココナッツの様な甘い匂いがしたからもあるのだろうけれど、部屋に入ると何だか生臭い匂いに気付いた。部屋で魚を食べた覚えも無いし、何より最近魚を食べた覚えも無いのに生臭いので、その匂いを辿って行ったら自転車のチェーンからだった。暫く時間が経ったり、走った後だと気にならないけれど、付けたてだと、特に籠った室内だと結構臭いかも。そこは大きな欠点。

このオロンタスのオイルは「毒性が無く環境に優しい生物分解可能な成分」らしいけれど、この「環境に優しい」というのは別に良いんだけど、逆に「環境に厳しい自転車用オイル」だった所で、自転車用オイルが全体から見たらどれ位の影響があるんだろうか…?とも思ってしまった。

« | »

Trackback URL

Leave a Reply