CSI:7 終
2011年12月16日 金曜日2011年後半は映画ばかり見て、余りTVドラマを見ていなかった。
「クローザー(The Closer)」を何回か見ていたけれど、王道と言うか、普通な内容でそれ程だった。昨今の連続テレビドラマの犯罪モノは、科学捜査、しかも専門分野に特化とか、何かしら特徴がはっきりと出ているモノが多いけれど、「クローザー」は取り調べの会話から事件解決の糸口を見つけると言う、日本のドラマで良くある、基本みたいな流れなのであんまりおもしろいとは思わず、いつの間にか見なくなっていた。
「Dr.HOUSE(House M.D.)」も何となく見ているが、診断が専門分野過ぎてあんまり爽快感や成程感が湧かないので、偏屈すぎるハウスで楽しんでいる。推理モノでもそうだけれど、「これがこうでこうなった!」と言うのが分からないと置いてけ掘にされ、楽しさが半減する。「Dr.HOUSE」はそこの原因解明の部分が細かい専門医療や用語ばかりなので、多分医者や医学生ではないと成程とは思えず、推理モノとしては「そうなんだ…。」以上の高揚感が得られず、いまいち。ハウス自身はおもしろいんだけれど。
きっちり見ていたのは「CSI:7」。「CSI」は基本的に一話完結なのだけれど、今シーズンでは長期続編「模型殺人」が展開。しかし、そこは素直じゃあない「CSI」。連続ではなく飛び飛びで、忘れた頃に引っ張り出して実は解決していなかったと来る。初めの話は特に解決もしないまま、いきなり終わって次回は別の話になったので「??」だった。この一連の「模型殺人」はおもしろかったのだけれど、終わりがどうも…。これだけ引っ張っておいて犯人は「どうなのそれ?」だったし、何より一話完結なのに時々「CSI」がする、最終話の結末が次シーズンの始まりにまでまたがり、アメリカでも半年引っ張るクリフハンガーをやられたので、消化不良の欲求不満だし、日本だと直前に再放送する訳でもないのでこれまでの話を忘れてしまう。後番組として「CSI:ニューヨーク」が始まったが、これが終わった後「CSI:マイアミ」をするとすると一年後になりかねない…。
その後番組「CSI:NY」が第一シーズンから始まったけれど、以前昼間に同じ局で第三シーズンを放送していたので、一体どの様な編成で、これ第二シーズン、そして第三シーズンと放送するのだろうか?