ウィンブルドン 2011

2011年07月04日 月曜日

何があれかって、今までTV放送は四六時中「アナログ」と表示を出していたのに、七月に入ってからは更に画面左下にデカデカと「アナログ放送終了まであと~日」と、放送局や地上デジタル移行の言い訳を大声で叫び続けていて、酷い。
番組自体に字幕を入れるがCMには入れない。
スポンサーには気を使うけれど視聴者には気を向けている風で向いてはいない。
その親切心に威を借りた言い訳が逆にお節介で、こっちは分かっているのだから少し黙ってもらえますかと、こちらが大声で四六時中叫び続けたい。
 
 
さて、そんな事より、今年2011年の「ウィンブルドンthe Wimbledon Championships)」。
どうしても、2008年の「ラファエル・ナダル対ロジャー・フェデラー」のあの伝説的決勝戦を再びという事でナダルとフェデラーに目が行くのだけれど、2009年はナダルが怪我で欠場しフェデラー対ロディックの熱戦でフェデラー優勝。
2010年は準々決勝でフェデラーが負けナダルが優勝と二人の直接対決が無く、今年は期待していたけれどフェデラーがジョー=ウィルフリード・ツォンガに準々決勝で負けてしまい、ナダルは決勝でノバク・ジョコビッチに負け、ジョコビッチが世界ランク1位になりしかも優勝。
ついにフェデラー・ナダル時代が終わって次の時代に突入?

決勝は1・2セットとジョコビッチが押しまくっていたら、3セット目で急にナダルが持ち直し、と思ったらジョコビッチが流れを引き寄せるという、精神の集中や乱れから来る流れが見えてなかなかおもしろかった。
試合の途中で挟み込まれる、スロー、スーパースローによるプレイバック映像がまるでドラマの演出・編集の様で盛り上げ方が上手い。

それにしても、NHKは酷い。
地上波で連日「ウィンブルドン」を放送し続けている事は有難いし、試合自体もプレー中は実況・解説をせず、解説も抑えて非常に観やすい、良いスポーツ中継なのだが、途中で入れるニュースの必要性は一体何なのか…。
決まった時間に入る訳でもなく、白熱する生中継の試合を飛ばしてまでしなくてはいけない様な緊急性も無く、「ウィンブルドン」の決勝を見ている人が全く必要としていないニュースを何度も挟む。
地域の祭りの情報等延々とやっている間にサービスブレイクしていて結果として酷い出来。
これまた、報道をしっかりしていますよと言う言い訳が逆にうっとおしいだけ。

« | »

Trackback URL

Leave a Reply