今期のドラマはLie to Meと水曜どうでしょう

2011年07月02日 土曜日

今期と言っても、もう七月なので正確には先期にはなるが、毎回必ず見るTVドラマは「CSI:科学捜査班」だけだったが、「24 シーズン7」に「ライ・トゥー・ミー 嘘は真実を語る」が始まって、録画して見る。

24 シーズン7」は一回見たのだけれども、見直すとやっぱり圧倒的な迫力と展開でやっぱり楽しいし、ジャックが「くそっー!!」や、「本当にすまないと思う。」と言わないかとニタニタしながら見ている。

で、初めて見た「ライ・トゥー・ミー 嘘は真実を語る」はなかなかおもしろい。
ちょっとした顔の表情や仕草から、その人の発言が本当なのか嘘をついているのか見抜き、その心理的に弱い部分を突きまくって事件の事実を探って行く。こんな話だと、都合良過ぎなファンタジー色の強いドラマかと思うけれども、「CSI」とは方向性が違うがちゃんと科学捜査エンターテイメントしていて、しかもアメリカ犯罪捜査ドラマお得意の二転三転のどんでん返しが毎回あり、一話完結の一時間ドラマとして良く出来ている。
「この表情は~を表している。」と毎回説明するし、更にそれと同じ表情をした有名人や政治家の実際の写真を挟み込んで来て説得力を持たしている演出は上手いし、制作側がちゃんと時間と手間暇をかけているのが分かり、毎回楽しみ。
この「どんなに上手く嘘をついても、人は自分が気づかない内に体は正直に喋ってしまっている」というのは、怖さもあり、おもしろさもありで、上手いネタ選びだと思うけれど、シーズンが進むにつれ展開として、ネタの使い回し、ネタ切れ、マンネリ化に陥らないかは心配な所ではあるけれども。
登場人物達も濃い~い人達で、特に主役のカル・ライトマンは癖が強く、偏屈で、変わり者で、ずけずけと他人の心に入りこんで来るが、事件の核心をしっかりとらえるという人物像は見ていて爽快感をもたらし、楽しい。初め見た時、ライトマン博士をどっかで見た事あるな…と思っていたら、クレジットで彼を演じているのがティム・ロスだと気付く。ティム・ロスの身長は170cm(5ft 7in)でそんなに低くは無いのだけれど、周りの身長が高い様で、いつも小首を傾げ少し見上げる様な姿勢でというのも、また一癖付けている。
しかし、その吹き替えが平田広明で、声が若くてどうも慣れない。ティム・ロスは今年で50歳、平田広明は48歳でほとんど同い年なのに、実際のティム・ロスの声よりも一回り若く聞こえて、どうも合っていない気はする。

CSI:科学捜査班 シーズン6」は第一話で、レギュラー総出演で横一列並んで登場には笑ってしまったけれど、毎回高い水準で楽しめるので、流石。
 
 
TVドラマが三本ならば、「水曜どうでしょう」も週三本。原付日本列島制覇が地上波で始まり、サンテレビでどうでしょうClassic、BSでもどうでしょうClassicを放送していて、週三本。
新作は実働は2010年の七月なので、ほぼ一年前なのに、ここに来てどうでしょうブーム。食事のお供に水曜どうでしょう

« | »

Trackback URL

Leave a Reply