radikoは微妙?

2010年03月22日 月曜日

2010年の3月15日からインターネットでも地上波ラジオが聞ける「radiko」が聴取制限有りで放送を開始したので、聞いてみる。

あくまで「電波を受信し難い都市圏向けの試験配信」らしいが、これが微妙な所。
参加しているのが電波の入り安い局ばかりなので、別にインターネットでなくても…と。
それなら、いつも雑音が入ったり、音声が途切れたりするラジオ関西や、KBS京都を入れて欲しかった。
さらに日本各地のラジオ放送局が聞けたらとも思うけれど、それは各地域の放送局の崩壊になるのではと考えているのだろうなぁ。面白かったはずの夜の放送が、自局のアナウンサーの音楽番組になってしまっていたりとラジオが厳しい時期なのは分かるけれど、面白い番組じゃあないと人は離れて行くだろうし、結局東京のラジオ番組の中継になって独自色が無くなって日本中似た様な放送内容になり、インターネットで日本各地の放送が聞ける前に地上波でも大して変わらない状況になってしまうのではと思ってみたり。大阪でもそんな状況になってきているしなぁ。

それになりより、ラジオなら『ラジオカセットコンポのボタン押せばすぐさま聞ける』のに、パソコンだと『電源入れて、ログインして、ウェブブラウザ立ち上げて、radikoのサイト開いて、選曲して』だから、めんどくさい。
それにパソコンで聞くと何か作業をしながら聞いてしまい、そっちに気が向いて聞いてなかったり、そっちの作業が軽くなるのでは?と思ってラジオ切ってしまったりするんじゃあないかとも。

で、誰が喜んでいるのかなぁ?と思うと、わたしの様な『大事に録音して録って置く』人なのか?
パソコンでラジオが流れれば録音に持って来いなのだけれど、そこにもちょっと問題が。
radiko聞いていると局によってか、あまり音質が良くない所がある。音声データを大分圧縮した時の、あの「フォゴフォゴ」といったノイズが聞こえる。それに宣伝に入ると何故か音量が大きく聞こえ、音量下げている。それなら、やっぱりラジオ受信機で…となってしまう。

インターネットでラジオ放送聞けるのは有難いが、ラジオの代替ならもう一つ、二つ届かないし、ラジオを越える何かが無いと「別にいいや…」で終わってしまう気がする。

あと、「ラジオ」に名前寄せ過ぎて「radiko」なのに「レイディコ」でも、「ラディコ」ですらないバカバカしさ。

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