THE SECOND 2024
2024年05月20日 月曜日昨年から始まった「THE SECOND」が去年おもしろかったので今年も見てみて、確かに各組の漫才はそれぞれでおもしろかったけれど今年は去年程の色んな世代の人達が色んな漫才でワチャワチャした感じの楽しさが少なくて、何か更なる競技漫才大会の続き「続M-1」感を感じてしまって全体的に乗って行けなかった。
「THE SECOND」って変に競技漫才大会じゃない感じがおもしろいと思ったのだけれど、苦節何十年目のセカンドチャンスとかと言われると素直に漫才を見て笑えなくなる感じが出て来てしまい、「M-1」で感じていた要らない煽りをまだやるんだ…でさめてしまった。
ガクテンソクはやっぱり一番おもしかったけれど、そう言えば何時の間にかカタカナ表記の元々のガクテンソクになっていたのか。
前の学天即の方が好み。
ザ・パンチって以前の「チャッチャチャース」「死んで~」の時以降知らなかったので、まるでヘンテコなギミック乗っけてバラエティに出て来る若手アイドルみたいな感じを受けてしまって引き気味で見てしまってはいた。
決勝戦までの三回の漫才で審査員のお客さんに多分徐々に飽きられて行ったのか、徐々に点数が落ちて行って最後が最低点数って去年のマシンガンズみたいでおもしろかった。
マシンガンズの場合は最後で一気に点数が落ちてそれもネタになっていたけれど、ザ・パンチの徐々に落ちて行ったのってネタにされてなかったか。
それから良かったのは松本人志がいなかった事。
テレビでお笑いの大会をするとなるとやたらと審査委員長的な立場が松本人志ばっかりでみんな似た様な感じになってしまっていて、テレビは松本人志に頼らないと大きな大会出来ないという末期状態から抜け出せたらいいのにねと思っていた所なのでよかったとは思うけれど、大吉先生が「M-1」ばりの審査員の様な批評をするのでやっぱり「M-1」感があって、「M-1」と別の大会として「THE SECOND」を始めたのにどうしても「M-1」的なモノをしたくて仕方ないのかしらん。
あと、こういうお笑い大会はやっぱり後から配信で見た方がわたしには合っていた。
煽り部分やお客さんの感想とかを早送って飛ばして見れるし、特に最近長時間のテレビ番組を見切れなくなって来ていて、この番組も四時間だから実質三時間半位を一気に見れず、何時も長い番組はご飯食べながら見ると満腹になって徐々に眠たくなって集中力が切れるので、長い番組はTVerで前後編になっているのでそこで一旦見終えて次の日に残り半分を見るのが常で、今回の「THE SECOND」もそれで、それが出来るのが配信の良い所。