Just Cause ビバ・レボリューション

2024年03月10日 日曜日

買ったはいいけれどやっていないゲームが沢山あるのでやって行こうと思い、始めたのが「Just Cause」

ただ、やり始めたら全然おもしろくないので序盤で飽きてしまって暫く置いておいて、まあ最後までしてみようかと重い腰を上げて終わらせはした。
結局ラジオを聞きながらの作業で実績を全て解除はしたけれど、悪い所一杯で良い所がほとんど無いので楽しめもせず、何でこのゲームが続編が出来たのか不思議な位。

ゲームはCIAエージェントのリコ・ロドリゲスとなって250000エーカーもある島を巡って支配する軍事政権を転覆させようと工作するオープンワールドTPS。

初めは1980年代以降のド派手なアクション映画っぽい雰囲気もあっておもしろい感じだったけれど、ゲームが進んで行くと無駄に広過ぎる島を時間をかけて移動して町を解放する為に銃撃戦を繰り返すばかりの展開に飽き飽き。
本筋のミッションはあるものの、周辺の村々を解放してから徐々に進めて行こうと思って村に行くのだけれど、その村を解放するには村周辺にいる協力者の島民に話しかけ、その人の反応が「村の解放」だと解放戦が始まるけれど「サイドミッション開始」になっている事もあり、それだとサイドミッションしか出来ないので別の村に行くとそこの人も「サイドミッション開始」で全然村を解放出来ない。
この解放出来る出来ないの見分けが全然分からず、「村の解放」になる条件もよく分からずなのに無暗に広いマップなのでやたらと村の数も多く、その村に行っては解放出来ない。別の村に行っても同じく解放出来ないの連続なので段々とやる気が削がれてしまった。
メインミッションを進めると解放出来る村が増えて行くのでメインミッション進めて終わった場所の周辺の村を解放出来たらするをやっていたら、何時の間にかメインミッションが最後まで行って、大分あっさりと本筋が終わってしまって本筋は物足りなさしかなくて肩透かし。

移動するのも何処に行っても山と木と道ばかりで変わり映えが無く、島が広過ぎるので一度行った場所に繰り返し行かないので道を覚えるとかも無く、地図上にピンを打ったら画面上にもそのピンの方向や行先が出るとかも無いので大体ミニマップを見て移動するばかりで、まあ景色が入って来ない。

移動手段も自動車やバイクや飛行機等何十種類もあるとは謳ってはいるけれど、どれも運転し辛く、結局操作しやすいのは一番最初のCIA支給のバイクで、それをヘリコプターで投下してもらうばかり。
道路は両車線とも頻繁に自動車がノロノロと走っていて、こちらはやたらと速度が出るので直ぐに他の自動車にぶつかりまくり、一々避けるのも面倒なので誰も走っていない路肩を走るのだけれど今度は路肩に所々木や岩があり、木にぶつかれば停止。岩があれば乗り越えられずにスタックするか、バイクだと自分は吹っ飛んでバイクは別の方向に吹っ飛んで行くし、バイクだと路肩のポール?に触れたらポールを倒さずにバイクだけが吹っ飛んで行くので路肩を走っていてもイライラばかりしてしまう。
後半になって小型ヘリコプターのジャイロコプターが呼び出せる様になるとほぼジャイロコプターだけしか使わなくなってしまった。

一応ファストトラベルとして解放が出来た拠点へはヘリコプターで輸送してくれはするのだけれど、呼び出しから拠点への移動は一分弱位はかかるし、拠点へ行ってもヘリコプターが着陸して降ろした状態から始まるのではなく空中で投げ出されてしまい、拠点まで行くのが長いのでよそ見して他の事をしていたら何時の間にか地上に激突死でやり直しになったり、空中での滑降やパラシュート操作が上手く行かずに拠点から少し離れた所に降りて、結局拠点まで走って移動しなくてはならず、このファストトラベルもイラつく要素。

移動中の自動車やヘリコプター等にグラップリングを打ち込んでパラシュートで引っ張られて乗り込めたりもするのだけれど、自動車だとグラップリングを打ち込んでも主人公が道路に突っ立ったままとか、ヘリコプターだとグラップリングからのパラシュートで空中に浮きはするけれど、ヘリコプターはそのまま何処かに行って主人公はパラシュートで浮いているだけ状態になる事が頻繁でヘリコプターを乗っ取る事がやたらと難しかったりして、結局自分で乗り物を投下した方が確実で時間もかからなかったりするので、特徴でもあるグラップリングの意味があんまりない様な気もした。

移動がやたらと面倒なのに戦闘は非常に簡単。
銃の次々と照準が勝手に合い、トリガーを引いておけば自動的に敵を撃ち殺してくれる親切設計。
敵の銃弾が当たっても大してヒットポイントは減らないので大勢の敵が銃を撃っている中にトリガーを引いたまま突っ込んで行けばほぼ敵を倒せてしまう。

村の開放も、敵を何人か倒す。するとバリケードを壊せとなる。バリケードを壊すと又敵を何人か倒してバリケードを壊すの繰り返しで、これを数が多い村の解放の為に何度も何度も繰り返すだけで、まあつまらない。

しかし、終盤の政府軍の管轄の村になると何台も戦車が現れて間を置く事なく大砲を撃ちまくり、何発かの弾の直撃で簡単に死亡したり、弾が当たって攻撃不能状態になって、それが回復する前に次の弾を撃って来ての繰り返しで、ほぼハメ技状態で何も出来ずに死亡とか、急にやたらめったら難しくなり、戦いの硬軟の塩梅が無茶苦茶。
一つの村の解放を何度試しても死亡してやり直しになるので戦闘ヘリで行って、こちらもやたらめったらミサイル打ち込んで皆殺しにする位しか攻略出来ずで、これはこれでおもしろくも何とも無くなってしまった。

このゲーム、意味も無く広過ぎるマップにしてしまったので、そこに意味も無く村を幾つも点在させてしまい、移動は面倒だわ、何度も同じ解放作業を繰り返して面倒だわ、解放作業もやたらと簡単過ぎの連続から急激に難し過ぎになったりと全体的に練られてなさ過ぎの駄目なゲームだった。

« | »

Trackback URL

Leave a Reply