名古屋学 - 岩中祥史

2009年12月14日 月曜日

一度で良いから名古屋に住んでみたい、と欲求が何故かしら漠然とあるもので、「名古屋ってどんな所?」という事で「名古屋学 - 岩中祥史」、こんな本を読んでみた。

しかし、どうも読んでいても「へ~」もなかった。
大体が著者の「名古屋はこう!名古屋人はこう!」と言った結論が、まず有りきで、それが正しいと説明するための情報が続く。
この著者の言う名古屋人に対する性格というか、傾向と言うかが、名古屋人が近くにいないものには、一般的な印象なのか、大げさに言い過ぎているのか、著者だけの思い込みなのかさっぱり分からない。
それに、それの説明が結構意図的に抽出されている。
「これは名古屋が日本全土で一番だから…」という物はそう書いてあるが、多くは「全国平均よりも多い」とか、「東京、大阪に比べて多い」など、別に日本一じゃあないけど説明に丁度良いから…というのも多い。
だから、名古屋人は結婚ではみんながみんな1000万以上かけるモノだと思ってしまうし、排他的だし、やたらと節約家だと思ってしまう。
それと、名古屋の話になるとやたらと出て来るのが「地下街自慢」の話。
何度か名古屋の地下街に行った事あるけれど、よっぽど大阪・梅田の地下街の方が地下迷宮、ダンジョンだと思うのだけれど…。

これを読んでて、「名古屋人はこうだ!」と言うために、江戸時代の藩の話から、終いには戦国時代の武将まで出て来て、どうも首を傾げる事が多かったけれど、一番度肝を抜かれたのが、「名古屋で違法運転が多いのは、織田信長・豊臣秀吉が天下を取ったから。」と言う話。
全く意味が分からないと思うが、

 ・信長・秀吉が天下を取ったから死期を早めた。(秀吉は60過ぎてたのでは?家康は?)
 ・だから名古屋人は突出したくない気質が出来上がった。(天下を取ったのが三人もいるのに私もとはならないのか?)
 ・みんなと同じでいたい。
 ・同じ青信号なのに自分だけ赤信号で取り残されたくない。
 ・だから自動車で信号無視する。

と、いう事らしい。
もはや、「風が吹けば桶屋が儲かる」
だったら、やっぱり大阪の自動車の運転が荒いのは、豊臣秀吉が大阪城を築いたからだったりするのだろうか?

この本が良いのは、2、3ページ読むと物凄い睡魔に襲われ、さっと眠りにつけた事。
その代わり、読み終えるのにだいぶかかった。
だから前半位であきらめて、後半はすっ飛ばし読み。

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