CSI 5が終わったらCSI:マイアミが始まった

2009年12月10日 木曜日

「CSI:科学捜査班」の第五シーズンを地上波で放映していたのだけれど、確かに視聴率第一位だけあって非常に面白かった。
こつこつと証拠を集めて分析してのドラマだけれど、本当に毎回犯人や、事件の事実の先が見えないどんでん返しがあって、これは21世紀新たな犯罪・推理ドラマを開拓している。
毎回、二つ程の多種多様な事件を平行して見せているけれど、シーズン初めの回は凄かった。
四つの事件を一気に一時間で扱って、しかもちゃんと意外な展開は用意してあるは、微妙な人間関係も見せるわで、こんだけやられたら圧倒されてはまるざるを得ない。
地味に証拠を探り科学的に解説して、証拠能力があるか、有罪まで持って行けるかどうかをやって、尚且つ登場人物達の心の機微を映像で見せているんだから、アリバイ崩して状況証拠で犯人に自白させて、解説と感情はセリフで全部の日本の犯罪モノドラマは勝てはしないよなぁ。

CSIの第五シーズンが終わったと思ったら、続けて「CSI:マイアミ」の第三シーズンが始まった。
見た感じ、マイアミの方は当然だけれどCSIと雰囲気が違う。
CSIは「地道な証拠採取と分析、いかした冗談めいたセリフ、カジノと砂漠」だったけれど、マイアミは「派手な撃ち合い、海浜リゾートと湿地帯」。
CSIよりもハードボイルド刑事ドラマっぽい感じ。
CSIの地味で銃を使わず捜査する職人的な感じが良かったのだけれど。
でも、まだ一話だけなのでこれからどうなのか?
マイアミも良いけど、「彼が出て来たら、彼が犯人だ」で御馴染みのゲーリー・シニーズが出てるから「CSI:ニューヨーク」が見てみたいのだけれど。

 
CSIって同じ様な犯罪捜査だけどスピンオフで同時期に三作も連続TVドラマって凄いよなぁ。
意外性を持った犯罪モノを、同時期に毎週三話、年間72話、三作とも六シーズン以上って、製作陣のアイデア出しがトンでもない事になってるんだろうなぁ。
どれだけの脚本家が関わってやってるのか?
ここ最近のアメリカのTVドラマって、「24」、「LOST」、「HEROES」等々、凄い所へ行ってる。

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