グーニーズ
2017年12月25日 月曜日スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、リチャード・ドナー製作・監督、クリス・コロンバス脚本、ショーン・アスティン主演の1985年のアメリカ映画「グーニーズ(The Goonies)」。
父親の借金で土地を出て行かなければなくなった弟マイケルと兄ブランドンのウォルシュ兄弟は、マイケルの友達仲間グーニーズと屋根裏で伝説の海賊が残した宝の地図を発見する。
グーニーズ達はその地図に記された廃墟となったレストランへと向かうが、そこは脱獄したばかりの犯罪者家族フラッテリー一家が隠れ家にしていた。
近場で宝の地図を見付け出し、それが本物で、家の近所に財宝が眠っていて、それを友達で探しに行くという、まあ子供向けの探検映画。
これを子供時にでも見ていれば、それなりに楽しかったかもしれないけれど、おっさんになってから見てもおもしろくも何とも無い。
始まりの家で子供達がワーワーやっている所辺りから早送ってしまった。
途中途中の笑いも別に面白くも無いし、追い駆けて来るフラッテリー一家の間抜けとか、子供達の活躍や恋愛もどうでもいいし、何をおもしろく見ればいいのかさっぱり分からなかったし。
一番の喰い付いたのは最後の海賊船のセット。
あれ、どれだけ広いスタジオで、どれだけお金をかけて作ったんだ?とちょっと驚いた位。
今見ると気になって来るのは、このグーニーズを演じた子役達が今はどうなったのか?だけれど、気になったので調べてみたら、一番の出世株はウォルシュ兄弟の兄ブランドン・ウォルシュ役のジョシュ・ブローリン。
「ノーカントリー」「ブッシュ」「ミルク」とかで評価が高い様だし、マーベル・シネマティック・ユニバースではサノス役で、今度の「デッドプール2」ではケーブルを演じる様だし、ここ数年は毎年二三作に出演しているようで大活躍。
弟マイケル・ウォルシュ役のショーン・アスティンは「ロード・オブ・ザ・リング」でサム役を演じたそうだけれど、わたしは確か一番初めの「ロード・オブ・ザ・リング」を見たはずだけれど全く覚えていないので大人になってからの印象も無く。
リッキー・ワン役のキー・ホイ・クァン(ジョナサン・キー・クァン)は何処かで見た事あるなぁ?と思っていたら、「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」のショート・ラウンド役だったのか。
この映画、子供向け探検映画なのである程度歳を取ってから初めて見るとおもしろくもない。
多分、子供の時に見て、大人になってから久々に見れば「懐かしいなぁ…」で見れるんだろうけれど、わたしはそれが無いのでずーっとつまらなかった。
☆★★★★