HEROES シーズン1

2008年12月17日 水曜日

地上波で「HEROES」のシーズン1をずっとしていたが、終わった。
大体半年程だったので、まあ放映期間元と同じ位だが、後半二、三週間平気で飛ぶ事もあったのにはイライラ。
以前の深夜スタートレック枠の様にキッチリ毎週やって欲しいもんだ。

にしても、この「HEROES」は「24」以来の「次回が楽しみ連続ドラマ」だった。
見る以前は特殊能力物で題も「ヒーローズ」なので、見せ場は超能力で海外ドラマで良くある一話解決モノの、まさに戦隊ヒーロー的なモノでかと勝手に思いそれ程期待していなかった。
それがそれが、クリフハンガー連発の良く出来た脚本の長編アメコミの様なドラマで、非常にはまった。
初めは登場人物達の紹介で、各人がバラバラで謎、また謎で引っ張るが、その人々が微妙に交差し始めると一級のサスペンスに。
後半の意外な係わり合いや、設定の変化で笑ったり泣いたり。
見終わると、初めのちょっとした事まで実は…と、言う事が出てきて、脚本が初めから全て想定したかの様に書かれていて感心しきり。
そのジグソーパズルの様なきっちりと話、人物、全てがはまり、シーズン1で非常に上手い事完結しているだけに次シーズンが不安。
日本の漫画の様な「実はもっと強い敵がいまして…。」の伏線の張り方と、あのヒロ・ナカムラのあれではねえ…。
ただでさえ、日本全般がへんてこりんなのは失笑よりもショボンとするだけなのに。
そう言えば向こうではもうシーズン3が始まっていてその予告を見たのだが、わたしは日本語吹き替えで見ていたので気付かなかったが、マシ・オカこと岡 政偉さんの日本語演技がそれ程な…のよりも、あのアンドウくんが日本語を喋ってはいるのだが、明らかに発音がネイティブじゃないのでふいてしまった。
多分アメリカの認識ではアジアの東側はゴッチャで良いのだろうけれど。

しかし、真剣に楽しませようとしている姿勢は素晴らしい。
ボッキボキに死んでしまったり、いきなり飛んで行ったり、SFドラマ定番の「有り得るかもしれない未来」を見せたり、アメコミ的ヒーローモノとしても、SFドラマとしても非常に面白い。
それに制作陣紹介の文字がコミックフォントとでも言うのか、アメコミで良く見るあの手書き文字風フォントだったり、何故かちゃっかりスタン・リーが映画で良くする毎度のちょっとだけ出演だとか、シーズン1は本当は「Volume one」で、アメコミのシリーズの表記型使っていたりと、アメコミギークもくすぐるのか。
それで言えばアメリカのアメコミから影響を受けたであろう派生の映像モノは、「Watchmen」の影響が大きいのだろうか?
「Mr.インクレディブル」とかもそうだが、ウォッチメンシンドロームと言うべきモノでも存在しているのだろうか?
それともアメリカの根本にある問題なのか?
そこでもある、第20話の「5年後」なんて哀しくて、かつ、SFドラマの有効な技で好きなのだが、将来のシーズンでは本当にその辺りの暗くて重い話になって行くのではと、微妙に心配しているのだが。

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