日本の漫画・アニメーションの世界での実状やいかに?

2010年08月01日 日曜日

最近、と言うかここ何年か、「日本のマンガ・アニメは外国でも大人気!!」というの見たり、聞いたりする事があるけれど、「本当?」と結構うがって見ていた。TVで見た感じは、幅広い一般的な人気と言うよりも、日本でのアメコミ読みとまでは行かないだろうが、その様なサブカルチャー好きのマニア受けじゃあないのだろうかと、そんな感じで結構引っかかっていたので、調べてみた。
人気と言ってもあやふやではっきりしないので、各国の市場がどんなモノか、どれ位の大きさなのか調査。
 
 
 
・アメリカ

まず、一番大きい市場であろうアメリカ。
アメリカのポップカルチャー業界情報サイトICv2のICv2白書によると、2009年のアメリカとカナダでのコミックスとグラフィックノベル、日本漫画を含む総売上が6億8000万ドル(Comics and Graphic Novel Sales Down in 2009)。
その中で日本の漫画の売上は1億4000万ドル。全体の二割程(A Second Bad Year in a Row for Manga)。

で、これは大きいのか?そうではないのか?良く分からないし、悩む所。
アメリカの人口は3億700万で、米国出版社協会(Association of American Publishers 【AAP】)によると、2009年のアメリカの総書籍売上は推定239億ドル(AAP Reports Book Sales Estimated at $23.9 Billion in 2009)。
なので、コミック市場が全体に占める割合は3%弱。
一方日本は、人口1億2700万。論創社の「出版状況クロニクル 22」によると、2009年の出版物売上高が1兆9356億円。
出版状況クロニクル 23」によるとコミックス・コミック誌推定販売金額が4187億円で全体の二割程度。
日本以外では見られない市場規模と大人向けマンガ誌の規模」と言い、アメリカのコミックス市場の七倍近くもの日本の漫画市場の大きさを考えたら、日本における漫画の特殊な状況と外国のそれをまともに比較してもあんまり意味は無いと思うが、アメリカで二割も市場に喰い込んでいるのは凄い。しかし、日本での漫画の売り上げと比べると、日本の3%程。

アメリカで日本漫画はなかなか健闘している様だけれど、再び「ICv2白書」によると、ピーク時の2007年から毎年売上が減少。2007年の2億1000万ドルから2009年の1億4000万ドルと、2/3までに急激に減っているのが気になる所。それに加えて、2007年には発刊タイトル数が1513種だったのに、2009年には968種で、こちらも2/3程に減っている。
アメリカでの日本漫画翻訳出版大手のViz MediaやTokyopopが事業の大きなリストラをしたり(Restructuring at Viz Media)、アメリカンコミックス大手のDC Comicsが日本漫画出版部門のCMX Mangaの出版停止とか(DC Comics to Shut Down CMX Manga Imprint in July)、アメリカでは大分厳しい状況の様。

あのリーマン・ショックによる不況の影響か?とも思ったが、この記事「U.S. Graphic Novel Sales Down 6%」によると、2007年から2009年の日本漫画以外のグラフィックノベルの売上は1億6500万ドルから2億3000万ドルと40%弱も伸びているし、コミックスは3億3000万ドルから3億1000万ドルと減ってはいるが日本漫画の様な急激さは無い。
ICv2白書」では、「この漫画ブームの中心のティーンエージャーの少女漫画ファン達が大人になり、もっと大人向けの漫画に興味を持っているの関わらず他のモノに行ってしまう」と言っている。
確かにICv2が言うように「トワイライト(Twilight)」が2008年の最も売れた小説になり(The top 100 books of 2008)、映画もヒットしたの見ると、小説や映像に行ったのが大きいのかな?と。「TWILIGHT: THE GRAPHIC NOVEL “smashes sales records,” pleases fans」というのや、「アメリカの子どもの名前ランキングでトワイライト旋風」というのを見ると、思っている以上に社会現象でそちらに行った人も多そう。

しかし「ICv2白書」も指摘しているが、日本での漫画の売上自体が年々減少しているとはいえ、これ程の突然の急激な減少は一体何故?
この「Superhero Comic Reader Stats」1990年代のDCコミックでの調査によると、メインストリームと呼ばれるアメリカンコミック主流のヒーローモノの主な購買層の九割は男性で、その80%の年齢は18~39歳、六割が独身、月に50冊コミックスを買う様な、ただでさえマニアックでニッチな市場の中で、新たにニッチな日本漫画と言う市場を開拓したけれど流行が去りバブルがはじけてしまったという事なのか?

どんなタイトルが売れているのか個別に見てみようと思ったが、2009年のアメリカのコミックス全体の売上ランキングが見当らなかったので、2009年のグラフィックノベルのランキング(LOOKING AT BOOKSCAN: 2009)。
一位は映画公開もあってか「WATCHMEN」だけど、日本漫画は上位20位中12冊で、それは全て「ナルト」。
一位の「WATCHMEN」は42万4814冊。一番売れた「ナルト」43巻が6万1144冊。コミックスの一位はオバマ大統領登場、表紙はスパイダーマンよりも目立っている「AMAZING SPIDER-MAN #583」で52万4914冊売り上げている(Comichron Presents: Top 300 Comics of the Decade in comics shops)。
また、「ナルト」「DEATH NOTE」「ポケモン」「ヴァンパイア騎士」「BLEACH」だけで日本漫画売上上位100冊の内71%を占めている。
「ナルト」を見ると、「LOOKING AT BOOKSCAN: 2009」によると、2007年の13巻が8万423冊、2008年では28巻が10万3848冊と伸びて来ていたが、2009年の43巻が6万1144冊。日本漫画は売れるモノは更に売れ、程々のモノが売れなくなっていて、全体的に裾野が狭まっている状態の様。
アメリカのグラフィックノベルは様々なタイトルがそれなりに売れているが、日本漫画は一部タイトルの寡占的状態になっている。この寡占的状態は、これからの事を考えると果たしてダイジョブなのだろうか?「DEATH NOTE」は連載終了しているし、「ナルト」が終わってしまうと、ただでさえ急激な縮小方向の日本漫画市場が更に減少し、「売れないから扱わない、扱わないから売れない」という悪循環になるのでは?
だから、DC ComicsMarvelは人気タイトルを終わらせないのだろう。しかしそれだと、「新規読者が入り難い、読者層の固定化、固定化された層へ向けての物になり、新規読者が入り難い。」というこちらはこちらで問題ありだけど。
 
 
続いてアメリカでの日本アニメーション市場。
これは日本貿易振興機構(ジェトロ【JETRO】)の調査が詳しい。
北米におけるコンテンツ市場の実態2008-2009」
これでは2007年までの状況しか載っていないが、日本アニメーションの映画・映像での売上は2007年で3億1700万ドル。キャラクター商品も合わせると28億2900万ドル。こちらもピークの2003年の48億4000万ドルから年々減少。四割以上も下落。
さらにICv2の記事「Anime Market Decline Slowing」によると、2007年から2009年にかけても落ち込みは続いている。
一方、アメリカのアニメーション市場の大きさと言えば、探してみてもこれが良く分からない。ジェトロのキャラクター商品まで合計したモノを基準にすると、アメリカではディズニーのほとんどの商品や、DC ComicsMarvelのコミックス以外の映画や商品も入って来るだろうしで、実態を掴むのが困難。
映画、TV、映像商品まとめての規模が分からないのでそれぞれで見てみると、「Box Office History for Production Method – Digital Animation」によると2007年のアメリカのデジタル・アニメーション映画のアメリカ国内興行収入が11億7914万ドル。一方、アメリカでの日本アニメーション映画の興行収入は100万ドル。
2007年の映画全体のDVD売上上位100の中のアニメーション13作品の売上だけでも12億ドル(Top-Selling DVDs of 2007)。これ以外の商品の売上、その他のTVアニメーション等を合わせると如何程か?
アメリカでの日本アニメーション売上は3億1700万ドル。つまり、映像商品だけでも日本アニメーションの売上はアメリカ全体の一割以下の規模じゃあなかろうか?
キャラクター商品はジェトロの「2006年の米国アニメ市場の実態と展望」によると、2004年のアメリカ全体のキャラクター商品の売上は450億9000万ドル。2004年の日本アニメーションはキャラクター商品も合わせて33億700万ドル。
ピークに達していた数年前でも日本アニメーション関連の売上は一割に達しておらず、最近は売上が落ちて来ているので全体の5%程位じゃなかろうか?
また、「日本アニメーションのアメリカへの輸出額は日本の対米鉄鋼輸出額の4倍に相当」なんて書いているのを見つけたが、総務省第五十八回日本統計年鑑 平成21年 「主要国及び主要商品別我が国の輸出額」によれば、2007年の対米鉄鋼輸出額は2252億円で、2007年のアメリカへの日本アニメーションの輸出額では無く、日本アニメーション関連商品も合わせてのアメリカでの売上の1.5倍程。

一方日本では、一般社団法人日本映画製作者連盟による「2009年 全国映画概況」では興行収入10億円を越えているアメリカのアニメーション映画は五本。これ以外も合わせて数は10本。興行収入90億近く。日本で公開された映画全体の5%弱。
ビデオソフトの売上は、社団法人日本映像ソフト協会の「JVA REPORT No.139 2009年統計調査報告」によると、日本アニメーションは731億円、海外アニメーションは64億2500万円。日本における海外アニメーションの占める割合は一割弱。また、ここ数年で海外アニメーションの売上が高かった2004年では、日本アニメーションは721億8600万円に対して、海外アニメーションは204億円で三割弱。
また、「日本の遊園地及びテーマパークの2007年度年間入場者数ランキング」を見ると東京ディズニーランド・東京ディズニーシーが図抜けていて、その次がユニバーサル・スタジオ・ジャパン。
でも日本では「アメリカのアニメが日本で大人気!」とは言わない。それだけ浸透していて、普通の事、わざわざ言う事でも無いという事か。つまり「アメリカで日本の~」と言うのは、日本のモノがここ何年か目立って来てはいるが、習慣や文化として根付くまでにはまだ至っていないという事か。でも「アメリカで日本の~」とこちらに向かって言っても、何の宣伝になるのだろう?「じゃあ、我々は海外のアニメでも見ましょうか!」という異文化に触れるのにもなってないし。

アメリカでは漫画、アニメーションがここ数年で売上が極端に落ちて来ている。違法ダウンロードの問題があるのかもしれない。しかし、「ICv2白書」では「決定的な証拠は無い」と言っており、色々と議論があるようだ。
ULTIMO SPALPEEN: 議論・スキャンレーション(マンガの無許可翻訳)は、アメリカのマンガ市場の害になっているか
ULTIMO SPALPEEN: 議論「ファンサブは北米市場にとって有害か?」
特に漫画は、数年で1/3も売上が落ちているのを考えると何か違う要素がありそうだ。
売上は落ち込んでいるが、アニメエキスポ(Anime Expo)の様なコンベンションでは毎年入場者数が増えている。(サンディエゴのコミコンはアニメエキスポの三倍の入場者数)
いくら関心を持つ人が増えても産業だから商品が売れないと、結局は「売れない。扱わない。」の悪循環にまさに現在はなっていて、その今のジリ貧状態が良い影響を及ぼすモノだとは思えない。
 
 
 
・フランス
 
さて、続いてはヨーロッパ。
ヨーロッパでの日本のコンテンツ産業市場が大きいのはフランスの様。
確かに、TVとかで「日本の漫画が~、アニメが~。」と紹介されるのは大体フランス。
財団法人 デジタルコンテンツ協会の「フランス・コンテンツ産業の市場規模と動向」によると、フランスは人口6195万人。2008年の出版物売上高(新聞含む)は134億4000万ユーロ。
フランスのバンド・デシネ情報サイトdu9の「Numerology, 2009 edition」によると、2009年のフランスのバンド・デシネ、コミックス、漫画の総売上が3億1960万ユーロ。2008年の数字と比べてもフランスのバンド・デシネ全体の市場は出版物総売上の2%強。
2009年の日本漫画のシェアは25%位だそうだから約8000万ユーロ。
フランスの出版市場自体が年々伸びていて、バンド・デシネ全体の市場も年々伸びて来ているが、ここ数年は横ばい。日本漫画も年々伸びて来ていたが、2009年は6%程落ちて上げ止まり。アメリカの状況を見るとこれからがどうなるのか、雲行きが怪しい所。
フランスでの日本漫画市場がアメリカでの日本漫画市場の七割程度という大きさは、人口や経済規模を考えると結構大きい。と言うか、アメリカの人口の1/5程のフランスが、アメリカのコミックス市場の六割程度の規模をバンド・デシネ全体の市場が持っているというのが、意外に大きい。しかし、日本と比べると、フランスでの日本の漫画の売上は、日本の2%程。この漫画と言う分野は各国で状況がだいぶ違うので、特に特殊な日本の状況とも比較し難いし、何とも言い難い所。

2009年フランスではどんな漫画が売れているのかを見てみると、ACBD – Association des Critiques et journalistes de Bande Dessinéeの「Bilan 2009」では、

1. L’anniversaire d’Astérix & Obélix : le livre d’or (120万冊)
2. Blake et Mortimer de Jean Van Hamme, René Sterne et Chantal de Spiegeleer(50万冊)
3. l’album érotique Happy Sex de Zep (38万冊)

で、売れている日本の漫画は、フランスでも「ナルト」。それも、またしても日本漫画上位七番目までが全て「ナルト」。ナルトの40巻が25万冊。その後を「ソウルイーター 」が8万5000冊、「ワンピース」が8万冊程で続いている。フランスでも「ナルト」の一人勝ちだが、この三シリーズが日本漫画市場の30%を占め、さらにこの三シリーズ含め10シリーズで日本漫画全体の50%以上を占めている状態。
やはりフランスでも売れているタイトルの寡占的状態があり、「ナルト」が終わってしまうと日本漫画の売上が急落するのは明らかで、日本漫画が流行で終わってしまう懸念も。
du9が指摘しているけれど、日本漫画を売り込む層がほとんどティーンエイジャーになっているのも、これ以上売上を伸ばすなら考え所かもしれない。
 
 
続いてフランスでの日本アニメーション市場。
フランスの国立映画センター(Centre national du cinéma et de l’image animée【CNC】)がアニメーション市場を調査した「Le marché de l’animation en 2009」。
この資料は、フランスでの観客動員数から、TVでの放送局別のアニメーションの放映時間数、視聴者の年齢帯等を細かく載せている。しかし、国別の統計になると「フランス・フランス以外のヨーロッパ・アメリカ・その他の国」と日本はオーストラリア、カナダと同じでしかない。つまり、この時点でフランスでの日本アニメーションの置かれている状況が見えてしまう。

フランスでのアニメーション映画公開数は2009年で35本。ここ十年でも最も多かった年。アニメーション映画全体の興行収入は1億7912万ユーロ。その内9つはフランス産で17.9%の占有率。ここ十年程は4~5割がアメリカ産で、欧米以外の国のアニメーション映画は二割程。ここ10年間では33本の日本アニメーション映画が公開されている。2007年は「ゲド戦記」、「鉄コン筋クリート」、「時をかける少女」の三本(2007 en animation asiatique)。2008年は無し。2009年は「崖の上のポニョ」と「パンダコパンダ」の二本(2009 en animation asiatique)。
個別の興行収入が出ていないので、観客動員数は2009年の「崖の上のポニョ」87万人。2009年のフランスでのアニメーション映画の一位は「アイス・エイジ3」で774万人。

フランスのアニメーション映画のビデオ市場は、1億1180万ユーロ。その内、アメリカのアニメーションが9935万ユーロ。フランスのアニメーションは528万ユーロ。フランスのビデオ市場自体が落ちて来ていて、アニメーション市場も2005年の1億5435万ユーロから落ち込んでいる。欧米以外のアニメーションも2005年の1119万ユーロから445万ユーロまで六割近くも落ちている。

映画以外のビデオ市場は、アニメーションを一分野として分けておらず、「子供向け」の分類があるだけ。それも、2005年の1億3903万ユーロから、2009年の1億857万ユーロと落ちている。こちらもまた日本が分かれて出ていないので良く分からない。
ジェトロの調査「フランスを中心とする欧州におけるコンテンツ市場の実態2008-2009」によると、フランスにおける日本アニメーションDVDの売上は2005年の3250万ユーロから、2008年の2450万ユーロまで1/4程落ちて来ている。なので、単純に2008年のフランスのアニメーション映画と子供向けビデオ市場を足した2億2037万ユーロと比べると、全体の一割程度。

フランスのTVアニメーション放映の内訳は、42.7%が自国フランス、32%がアメリカ、13.4%がオーストラリア・カナダ・日本。
そして良く分からないのが、TV放映された日本アニメーション映画は2001年の「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」一本だけという事。
日本アニメーションが一割程度なのは、1990年前後にフランスに多く輸入された放映された反動でもある様(『ゴールドラック』の残影 : アニメーションの大量輸出に関する一考察)。
20世紀末の仕入れの安さもあっての日本アニメーションの大量放送に危機を感じて自国のアニメーションの育成に国が力をかけたというは興味深い所。
フランスでのTVアニメーション制作売上は2億1110万ユーロ、そしてアニメーションの輸出金額が479万ユーロ。フランスはヨーロッパでのアニメーション輸出国として大きい様。

現在、フランスでの日本アニメーションの割合はビデオやTVでも一割程度と、1990年にアニメーションもTV放送全体の35%を占めていたと言われる時からは大分減って来ている様。
それはEUでは「国境なきテレビ指令」があり、放送時間の50%をヨーロッパ作品の放送に充てることを義務付けているのも影響していると思われる(テレビ番組放送時間の65%が欧州作品、EU指令の規定順守)。そして、フランスはヨーロッパで最も厳しい放送規制をとっていて、海外の新規アニメの参入は困難らしい(欧州におけるコンテンツ市場の実態p.38)。

フランスでは、アニメーションよりも漫画の方が数倍大きい市場なのが意外。そもそも、バンド・デシネが大きい市場で、バンド・デシネ文化が根付いているのを知らなかった。
これは、漫画大国日本の大いなる穴、弱点。フランスの10倍以上の市場を持つ自国内でさえ供給過剰状態で、海外の漫画に対しては極端に選択肢が限られる日本で、翻訳バンド・デシネはまずみかけないからなぁ。「漫画のベストセラー一覧」の3億5000万冊売り上げている「アステリックス(Astérix)」や、2億8000万冊売り上げている「タンタンの冒険旅行(Les Aventures de Tintin)」は、見かけた事あるけれど読んだ事は無いし。
 
 
 
・ドイツ

ドイツの人口、8175万人。
ドイツ図書流通連盟(Börsenverein des Deutschen Buchhandels)によると、2009年のドイツの書籍売上高は96億9000万ユーロ(Positives Ergebnis 2009: Buchmarkt gegen den Wirtschaftstrend)。
全体の内、フィクションの割合は47.3%で、その中にコミック・アニメーション・ヒューモア・風刺の区分けがあり、それが8.74%(Branchen-Monitor BUCH)。なので発刊でのコミック関連の占有率は4%程。
で、売上はどれ位かというと、はっきりした数字が見当たらない。ジェトロの「ドイツにおけるコンテンツ市場の実態」で「2005年の国内マンガ売上を7 億ユーロとしている。(P.27)」なんて書いてあるが、7000万ユーロの間違い(Deutsche Mangabranche boomt weiterhin)。
しかしこの数字、ヨーロッパで一番大きな市場と言われ、売上も伸びて来ているフランスのマンガ市場と比べても、フランスよりも小さい市場と言われているドイツが、2005年の時点でのフランスとほとんど同じ規模となるとどうも怪しい数字ではある。
また、ドイツのコミックの売上の約75%割が日本漫画、アメコミやバンド・デシネの購入者のほとんどが男性だが日本漫画の購入者の六割は女性だとも指摘している。ドイツでも2009年にかけては発刊タイトル数が減り、上げ止まりになっている模様。そして、作品の供給過剰と回転数の速さから、漫画の読者人口が減少して行くとの見方もある。漫画の全盛期は過ぎていると言う関係者もおり、読者層も新たな子供が続いて来ないのも原因がある様(Neunte Kunst in Bewegung)。

コミックの売れたモノは、2008年は三位から七位までが「ナルト」。九位に「ワンピース」が入っている。
 
 
ドイツでのアニメーション映画は、やはりアメリカのアニメーション映画が上位に来ている。
2009年は全興行動員の一位が「アイス・エイジ3」で870万人。ここ数年では日本映画は2005年の「ハウルの動く城」が38万人で82位に入っている位(Filmhitlisten)。

TVアニメーションの放送は、幼児・子供・小中学生向けの作品が中心で若年層・大人向けのアニメ作品は少ない模様。「ワンピース」「ポケットモンスター」「遊☆戯☆王」等が人気がある様で、「小さなバイキング ビッケ」とか「アルプスの少女ハイジ」等が繰り返し放送されている様。
2008年で日本アニメーションの放送は1681時間あり、地上波で放送するTV局は5局程あるので、一日に各局で1・2作品が放送されている計算になる。
しかし、ここら辺の売上の具体的な数字が無いので何とも。
 
 
 
・スペイン

スペインの人口、4598万人。
スペイン書籍出版連盟(Federación de Gremios de Editores de España)の「Informes sobre el sector editorial español Informe año 2008」によると2008年のスペイン国内の書籍総売上は31億8550万ユーロで年々上昇。
その中でコミックスの売上は8487万ユーロ。全体の3%弱。ピークの2005年の9878万ユーロよりは落ちている、2008年は持ち直している。
コミックスの輸入は65万5410ユーロ。一方、輸出は88万9044ユーロ。人口の13.4%がコミックスやグラフィックノベルを読んでいる。
スペイン文化省(Ministerio de Cultura)の「El cómic en España」によると、2007年でのコミックス市場の新刊タイトルの占有率はアメリカが47%、日本が29%、スペインが11%。
また、発刊の割合では、スペインのコミックが18.8%、81.2%が翻訳コミック。その中で43.7%が英語のコミック、大部分がアメリカンコミックスで、日本漫画は19.4%。
なので、日本の漫画の市場規模は大体1500万ユーロ位ではなかろうか?
スペインで若者に漫画が読まれるようになったのは、1990年代に放送されたアニメーションからだそう。
 
 
スペインでのアニメーションは、全国局のTVでは日本のアニメーションの放送は一割弱だが、アニメーション専門局では日本のアニメーションの放送は多く、日本38%、アメリカ24%、ヨーロッパ20%となっている。
だが、日本のアニメーションDVDの市場は小さい模様。大ヒットした「聖闘士星矢」のDVDは1万2000枚で、通常は2000枚程。
 
 
 
・中東

ジェトロの「UAEのコンテンツ市場に関する調査」では詳しい具体的な数字は出て来ていない。
「漫画は熱心なファンが少数いる」とか、「日本アニメーションの市場は小さい」、「アニメーションDVDは、『ドラゴンボール』『ドラえもん』『ナルト』等が人気がある」等の抽象的な話に留まる位。
UAE自体のコンテンツ市場は大きく、伸びているが、漫画やアニメーションは初期段階の市場で把握もそれ程出来ていないそう。
また、UAEはアラブ諸国の中でも規制が緩やかだそうだが、イスラム教国なのでコンテンツ規制があり、特に子供向けでは暴力や薬物、飲酒、性表現、宗教等が問題視され、結構ここら辺の感覚が緩い日本の漫画やアニメーションは、これから市場が大きくなれば問題が出て来、放送や販売が出来ない事もあるのではとも思われる。

その他の地域では、漫画は、エジプトの AK Comicsがオリジナルのヒーローモノを出したり、Teshkeel ComicsがDC ComicsMarvelのコミックスを翻訳して出していた様だけれど、2008年に突如停止したとか、Teshkeel が出している「The 99」が人気で(‘Why I based superheroes on Islam’)でクウェートでテーマパークが作られたりしているとか(The Middle Easts first theme park opened today in Jahra, Kuwait.)。
 
 
UAEでも自国のアニメーション製作は盛んで(Young Emiratis make a point with cartoons)、また、イランでも有望な産業だが、より地域的、伝統的なモノが望まれるようだ(Animation: It’s time to toon in)。

日本アニメーションは、ドバイにあるSpacetoonが中東、北アフリカを中心に22ヶ国に向けて、5~14歳の視聴者層へ向けアニメーションを放送しており、日本のアニメーションも放映している。
 
 
 
・アフリカ

アフリカもはっきりとした数字が見当たらなかった。
この記事「Free comic book day hits SA」によると、南アフリカのコミックス市場は小さく、一般読者は10~12歳位なのだが、コミックスの値段が高く、コミックスなら800円位、グラフィックノベルだと2000円位なので25~35歳位が主な購買層で、コミックスは高級品でニッチな市場との事。そして、コミックショップも8、9軒で、2万~2万5000人程の市場。
2005年に「Otaku Magazine」なる日本アニメーション情報誌が創刊されたけれども、2009年の21巻で出版停止。なかなか厳しい様子。
 
 
また、南アフリカのアニメーション産業も初期の段階の様。(Animation industry prepares for take off)。
Animax South Africaで日本のアニメーションも放送されている様だが、海賊版も多い様で、市場規模は分からず。
 
 
 
・インド

この記事「Comic punch」によると、インドのコミックス産業は推定30億ルピー(56億円)。
 
 
National Association of Software and Services Companies (NASSCOM)の調査では、2008年のインドのアニメーション産業の規模は4億9400万ドル(Animation and Gaming industry to expand in India)。
年々伸びていて、2012年には10億ドルにまで届くと予想されている。

インドでは宗教面の基準が厳しく、日本のマンガやアニメーションはそこに相応しくない表現が多く含まれている事がこれからの障害になると思われる。
一方で子供向け・家族向けの「ドラえもん」や「ポケットモンスター」は浸透している様(平成21年度アジア消費トレンド研究会報告書)。

しかし、どちらもはっきりとした国別の集計は見当たらなかった。
 
 
 
・タイ

ジェトロの「東南アジア3カ国におけるコンテンツ市場の実態」では、タイの正規マンガ市場は2005年で、推定約20億バーツ(約56億円)。
アメリカのコミックスは、生活様式や文化が違う為か余り人気が無い様。
The Publishers and Booksellers Association of Thailandの「The Thai Publishing Industry 2005」によれば、2005年のタイの出版市場は162億バーツ。この内Children’s booksの占める割合が12%なので、100%以上が日本の漫画なんて有り得ないので、大体16~17億バーツ(約47億円)か?
 
 
Creative industry initiative gives Thai animation a push」によると、タイの2009年のアニメーション産業は102億バーツ(約286億円)になるそうだ。
で、日本のアニメーションになると、販売後すぐさま海賊版が出る様で、またジェトロも把握は困難で終わっている。
 
 
 
・中国

ジェトロの「中国アニメ市場調査」では、公的機関による正確な数字が出ておらず、なかなか全体を把握し難くなっている様で、独自に計算して参考数値を出している。それによると、2005年の中国のTVアニメーション市場は約1950万元(当時のレートで約2億6000万円)。日本のTVアニメーション市場は390万元(約5200万円)。

この記事「Development of China Animation, Comic and Gaming Industries」によると、2008年の中国のアニメーション・漫画・ゲーム産業は193億元(約2953億円)。
この記事「China’s animation export booms in 2009」では、中国のアニメーションの輸出額は3057万ドル。

また映画では、「カンフー・パンダ」が全体の4位で2629万ドル、50位に「のび太の新魔界大冒険」があり163万ドル、61位には中国のアニメーション「葫芦兄弟(Calabash Brothers)」で95万ドル。

北京・上海・広州での調査では、販売されている漫画やアニメーションの内90%が外国の物で、また別の調査では全体の60%が日本・韓国の漫画やアニメーション、29%がアメリカ・ヨーロッパ、11%が中国となっているそう。(Chinese economy enjoys comic relief)。

中国における日本製コンテンツ放送・上映・発売状況等データ(2009年第3四半期)」では、漫画は「ドラゴンボール」、「NARUTO」、「テニスの王子様」等の4・5タイトルの販売量が多く、一方で増刷されない売れない漫画もあるそう。

一方で、「中国コンテンツ市場調査(6分野)」では、中国は自国の産業保護の為、「国産アニメーションの放映は全体の7割を下回ってはならない。」とか、「国産アニメを制作した同じ時間まで海外アニメを輸入できる(アニメ制作会社以外は輸入出来ない)」、「17時から21時までの時間は、海外アニメは放送禁止」等の規制がある。
その為、2008年の中国産アニメーションは12万分間を上回る見通しだそうだ(今年の国産アニメ生産量、12万分間突破が有望)。
日本動画協会の「日本のアニメ業界・アニメ市場の近年の動向」では、2008年の日本のTVアニメーション制作分数は10万8324分。
2005年から2009年までで放送が許可された海外アニメーションは、アメリカの「バッグスとトゥイーティー」と、日本の「テニスの王子様」だけ。しかし、禁止時間以外では「ドラゴンボール」や「ドラえもん」、「名探偵コナン」、「ポケモン」等を再放送していたり、中央電視台が独自審査で海外アニメーションを放送したりしているので、具体的な放映時間の割合はどうなっているのやら?
また、日本アニメーションでも内容が成人向けのモノや暴力的なモノは輸入が難しい様(中国(上海)コンテンツ市場関係者 ヒアリングレポート)。

そして漫画も、漫画雑誌自体がどこも苦戦しており、海外漫画の単行本出版審査は厳しく、日本の漫画で許可が下りるのは年間10タイトル程だそう。
 
 
 
・香港

ジェトロの「台湾におけるコンテンツ市場の実態」では、2005年の時点でコミックは単行本出版全体で年間2000点以下。日本の漫画の割合は六、七割。
 
アニメ関連企業の売上総額は推定3900万ドル。その内、日本関連は六割程度の推定2300万ドル。
 
 
 
・台湾

ジェトロの「台湾におけるコンテンツ市場の実態」では、コミックは2005年で単行本出版全体で年間4000点。その内日本の漫画は、毎月250点程度なので、全体の七割強。

アニメ関連企業の売上総額は推定4000万ドル。その内、日本関連は七割程度の推定3000万ドル。
 
 
 
・韓国

大韓民国文化体育観光部の「2009年文化産業統計」によると、2008年の韓国の漫画の総売上は7232億ウォン(約650億円)。流通まで入っているので、企画・製作だけなら3138億ウォン(約282億円)。この中でコミック出版社の売上は955億ウォン(約86億円)。
漫画の輸出額は413万ドル、輸入は594万ドル。輸出の四割はヨーロッパで、15%は日本。輸入の九割が日本で543万ドル。日本漫画は、2005年の79万ドルから、2006年の343万ドル、2007年の543万ドルと急激に伸びているが落ち着いている。
 
 
2008年の韓国のアニメーション産業全体の売上は4047億ウォン(約364億円)。アニメーションの輸出額は8058万ドル。北米が六割、次に日本が二割。輸入額は613万ドルで、輸入の99.3%が日本。2005年が487万ドル、2006年が500万ドル、2007年が808万ドルと、2007年は急激に伸びたが2008年は減り、波がある。
 
 
2008年の韓国のキャラクター商品全体の売上は5兆987億ウォン(約4589億円)。ただしこのキャラクター商品は、アニメーション関連だけでなく、韓流スター等ののキャラクター商品も含まれている。この内、国内のキャラクター商品の売上は2兆1922億ウォン(約1973億円)、海外のキャラクター商品の売上は2兆9064億ウォン(約2656億円)。
キャラクター産業の輸出額は2億2825万ドル。三割が北米、二割がヨーロッパ。輸入額は1億9867万ドルで、中国が四割、東南アジアが二割、日本は一割で2027万ドル。

この統計は、細かく分野別、事業別、制作地域やそれに関わる人まで出ており、また輸入の額もはっきり出ているけれど、翻訳販売の数字が出ていないので実態は良く分からず。
 
 
 
・ブラジル

ジェトロの「ブラジル・コンテンツ産業調査」では、2005年の漫画を含めた雑誌の売上は14億3781万レアル(約647億円)。
2005年のコミック雑誌発行部数は「Mônica 12万3216冊」、「Cebolinha 11万2546冊」等のブラジルのコミックの数字が出ている。
日本漫画は一タイトルあたり平均で3・4万冊売れるそうだ。売れたのは「ポケットモンスター」で、月間発行部数25万部を記録したそう。
 
 
アニメーションは、2006年の放送タイトルが載っていたが、ほとんどがアメリカのモノで日本のアニメーションは一割程度。
 
 

この他の国の具体的な数字や情報はほとんど見当たらず、と言うか、はっきりと数字が出ているのはこの手のコンテンツ産業が盛んなアメリカとフランス位なもので、後は自国での自国の総計位なもの。
 
 
 
今までの数字と、経済産業省 商務情報政策局 メディアコンテンツ課の「コンテンツグローバル戦略最終報告書」の2005年世界全体のコンテンツ産業のシェアでは、41.7%がアメリカ、32.4%が欧州、20.6%%がアジア・南太平洋、5.3%がその他となっており、また、「アニメ輸出市場は浮上するか」の世界市場で大きなシェアを持つであろうテレビ東京の全世界でのマーケット比率が、日本が1.5割程度、北米が4割程度、ヨーロッパで3割程度、アジアやその他が1.5割程度と言うのを踏まえて、荒っぽく、いい加減に海外全体でのそれぞれの市場規模を想像してみると、日本の漫画の海外での市場規模は500~600億円位(アメリカ+ヨーロッパ《アメリカ×2》+アジアとその他《アメリカ×1》)、映画・映像だけの日本のアニメーションなら700~800億円位(アメリカ+ヨーロッパ《アメリカ×0.8》+アジアとその他《アメリカ×0.8》)、キャラクター商品も合わせると単純に10倍して7000~8000億円位ではなかろうか?
総務省 情報通信政策研究所(IICP)の「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査研究」2008年度調査結果による、2008年度の地上テレビ番組の輸出金額は92億5000万円。その内、アニメーションは50.4%なので46億6200万円。なので、アニメーションは漫画と同じ位かもしれない。

インドの調査会社Digital Vectorの調べでは世界のアニメーション産業の規模は2008年で1580億ドル(約17兆円)だそうで(‘Waltz With Bashir’ Fuels Growth in Israel’s Animation Industry)、日本のアニメーションは世界の一割以下を占めるに過ぎないのではないだろうか?

また、この適当な予想がどれ位か、日本のゲーム産業と比べてみると、2010CESAゲーム白書によると、2009年の海外における家庭用ゲームソフトウェアの総出荷額は5061億円、海外における家庭用ゲームハードウェアの総出荷額は1兆2892億円。ゲーム産業は漫画・アニメーション産業の二倍位あるんじゃないだろうか?でも、「日本のゲームは~!」って騒ぐのを聞かないのは何故?
 
 
 
結構大きな輸出産業にはなっているが、最近の傾向を見てると、世界各地で自国のコンテンツ産業の拡大もあり、アニメーションは「アニメの海外販売は景気後退等の影響を受け、新しい番組については買い控え、実績のある番組でも新しい話数を追加する場合に減額を要求され、厳しい状況となっている。また、二次利用の展開が見込める売れ筋作品にニーズが集まっており、新しくヒットする作品が出にくい状況であるため、新しい取組よりも過去のヒット作の展開に注力せざるを得ない。グッズやDVD等の買い控えの影響で、ロイヤリティ収入も減少している。「メディア・ソフトの制作及び流通の実態に関する調査研究」p.190)」、また、経済産業省の「コンテンツグローバル戦略最終取りまとめ」では、「日本国内の市場は頭打ち。海外に進出していくしかない。」と言いつつも、「グローバルに見ると日本のコンテンツは強いと思われていたが、アニメやゲームのように実は負け始めている。これが現実である。」(P.18)、「アニメをいかにして全世界的なメガコンテンツにできるかが大きなポイント。「オタクコンテンツ」なら可能性がある。」(p.19)と厳しい状況も。
経済産業省の「海外主要国・地域のコンテンツ政策」を見てみると、世界の各国ではコンテンツ産業の振興と展開を国策として大きく考え、民官様々な機構で国内産業の保護と輸出に取り組んでいるが、日本の振興策が「がんばりましょう!」的な緩さでこれからが不安。
 
 
 
わたしの結論としては、
「日本の漫画が欧米では2割程度、アニメーションなら1~3割と結構浸透している様で、アメコミを読んでいたら「や~い、や~い!」と言われ、石を投げられる様な日本での外国漫画のとてもとてもニッチな状況を考えたら、漫画の選択肢が多くあるのは羨ましい。」

「産業としては、一番大きな市場のアメリカでは漫画・アニメーション共に急激な落ち込み、ヨーロッパ市場でも伸びが止まり、これからダイジョブ?」

「日本の漫画・アニメーションの輸出でかどうかははっきりはしないが、世界各地で自国の漫画・アニメーションに力を入れる様になって来ていて、暫く後に世界の様々な文化や価値観を見せてくれる、おもしろい漫画・アニメーションが見れたら良いなぁと。」

で、「人気があるかどうか?」は数字を見ていると、元々子供・マニア向けだった漫画・アニメーションの分野に新たな層の人を呼び込び、もちろん何でもそうだけれど、それにはまった子供やマニアには絶対的な人気があるけれど、ピクサーやドリームワークスのアニメーションの様に幅広い一般層に支持されているかとなると、そんなでも無いのじゃないのかと思うのだけれど。
 
 
 
関連:日本の漫画・アニメーションの世界での実状やいかに? 2010年度版

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2 Responses to “日本の漫画・アニメーションの世界での実状やいかに?”

  1. しょう Says:

    私は日本のここが好き続、という本でフランス人の留学生がコメントしてましたが、それによると、フランス人の若者は日本のアニメ、マンガに詳しく人気があるとのことでした、そのきっかけというのがドロテという、日本のアニメを大量に流してい多番組が国営放送であって、視聴率が50%以上あったそうです。

  2. アスワン Says:

    どうも、しょうさん。

    調べてみると、「ドロテ」というのは人物ドロテさんがパーソナリティーを勤める「レクレA2」、「クラブ(クリュブ)・ドロテ」と言う番組だそうで、前者は国営放送局、後者は民間放送局で放送されたそうです。番組内で外国のアニメ等を紹介する番組で、クラブ・ドロテは日本アニメーションの暴力表現が問題になり、1997年に終了したそうです。
    その本は読んだ事がありませんが、その留学生一人の話というのと、視聴率の収集方法、大抵は子供世代の率しか発表しない、その当時はチャンネルが3・4つしかないという日本との視聴率の感覚のずれがあると思うので、人気はあるのだろうけれどどんなモノかというのがいまいちピンと来ない所ではあります。

    しょうさん、情報ありがとうございます。

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