大国は内向き

2008年09月06日 土曜日

インターネットで「まんだらけにアメコミが…」という情報を見付け、行ってみた。
行ってはみたが、どうやらめぼしい物は売れてしまった様子で、パニッシャーのまとめ売り位しか残っていなかった。
ん~、と買おうかどうか迷っていたが、最近わたしにパニッシャーの流行が訪れていた事を思い出し購入。

 
   0906.png
 
 
全部で50冊程。
しかし、日本語版でも読んでないアメコミあるし、小説も読んでないしで、順番待ち。

 
それにしても大阪でアメコミの原書を買うとしたら、大きな書店に少し置いてある洋書売り場か、まんだらけの様ないつもあるとは限らない古本屋になってしまうのだろうなぁ。
かつての「スポーンからのフィギュアブーム、日本語訳のアメコミ連続発売期」では、洋モノフィギュアとアメコミという店が何軒かあったのだが…。
今は結構な数のアメコミからの映画が公開されているのに、興味が出て「じゃあ、これの漫画は…」となると、まず本屋には売っていない状況。
「じゃあ、ドイツの漫画はどのような物?タイの漫画は?」となるとまず手には入らないし、情報さえ無い状態。
まさに「マンガ大国」の弊害。
映画大国、アメリカの様な「わざわざ外国の字幕映画なぞ見ない」に似た所。
「マンガ大国」だから外国の漫画をわざわざ見なくても…、という所なんだろうなぁ。
「マンガ大国」と言うけれど、あくまで日本の漫画の規模の事で、その中にもっと異文化の多様性もあっていいのでは?とも思うのだが。
漫画が浸透しすぎて一大産業になり、生産過多、消費過多の日本では、なんともはや…なのか。

« | »

Trackback URL

Leave a Reply