24 シーズン6
2008年09月04日 木曜日「24 シーズン6」を見終わった。
毎度のトンデモない展開は当たり前だが、権力闘争、外交、戦闘、恋愛諸々のてんこ盛りで飽きさせないし、おもしろすぎ。
ジャックの超人的活躍も楽しいのだが、今回の様なはっきりした政治的な駆け引きの方に興味は行く。
しっかり今の時勢、「中東、ロシア、中国」も最近のシリーズでは要点になってきているし。
政治方面では、まるでスパイ映画に出てくる美人秘書を連れた悪役の様な副大統領の印象の方が残り、大統領は主よりも脇になっていたような。
今回は序盤、中盤、終盤で話の向きも違うし、登場人物の印象も違って来るし、非常に動きが激しかった。
悪役が良い奴へ…は、連続ドラマの脚本の面白さ。
それに、おっちゃん、おばちゃんの丁々発止のやり取りや活躍、ちょっとした仕草や行動、顔で物語る演技はたまらなく好み。
こちらのドラマの常に主役が若手だったり、自分の感情を言い切るのには、もう少し演技、演出で見せてよ!とは思う。
にしても、今回は前シーズンからの引っ張りがあるので、シーズン5は新展開の前編でシーズン6は決着編の後編の様な感じがした。
だが、未解決事件はまだ残って、それが次に…という事だろうが。
シーズン6を見終り次はシーズン7なのだが、2008年は脚本家組合のストライキでシーズン7が製作されなかった。
しかし、その代わりと言う事なのか、今年の11月に2時間のTV特別編「24: Redemption」、(「24: Exile」から改題したのか?)があちらで放送される予定だそうだ。
コミックコンベンションで流された予告編を見ていると、知っている登場人物が出て来る度にワーワー声を出して盛り上がるのはアメリカらしいが、何だか展開はいつも以上に暗そうだし、リアルタイムで行くのかも分からず。
その特別編はいきなり二日後にはそのDVDが出る様だし、来年にはシーズン7が始まる様だし、今年の分を取り返そうと攻めている印象。
シーズン7にはあの男が何故か帰って来るようだし楽しみだが、日本にやって来るのはいつの事やら…。