ポリスアカデミー2 全員出動!
2013年12月21日 土曜日スティーヴ・グッテンバーグ主演でシリーズ化された映画、1985年の二作目「ポリスアカデミー2 全員出動!（Police Academy 2 Their First Assignment）」。
アカデミーを卒業し、各人が警官として働いていたが、犯罪率が急上昇した分署の救援として再び彼らが集結。犯罪者を取り締まる。
一作目に続き、非常にしょもないし、つまらない。下ネタも挟んでは来るけれど、基本は小・中学生が喜びそうなしょうも無いドタバタが繰り返されるだけ。しかも、主要登場人物が6・7人はおり、別々に行動して、別々の話を見せているので話は飛び飛び。結局は犯罪者を捕まえるだけという、大して面白味の無い話だけだし。一作目で一人張り切り、彼が主役の様だったG・W・ベイリー演じるサデウス・ハリス教官は出て来ず、替わりに次期所長を狙っているアート・メトラーノ演じるマウザーに変更。ややこしいのが吹き替えで、一作目のサデウス・ハリスの吹き替えは内海賢二だったのに、今作のマウザーは内海賢二。それに、一作目のスティーヴ・グッテンバーグ演じるケーリー・マホニーは吹き替えは神谷明だったのに、今作では大塚芳忠に変更。他にも声帯模写のラーヴェル・ジョーンズや甲高い声のデビー・キャラハンも吹き替えは変更になっていたり、一方で同じ人もいたりと、物凄い適当な続編の日本語吹き替え。
この映画、一作目を引き継いだはいいけれど、最早「ポリスアカデミー」でもないし、笑いはやっぱり1980年代の若者向け映画でしかない緩さだけだし、何でこの後更に七作目まで続いて行くのかがさっぱり分からない。
☆★★★★
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