キングオブコント2013

2013年09月24日 火曜日

キングオブコント」が年々微妙になっているのはネタをしている方ではなく、審査方法。準決勝まで行ったお笑い芸人が審査員として点数を付けているけれど、尖ったネタや演劇的なネタをする人達や、若い女性受けする様な人達には明らかに点数が厳し過ぎ、芸歴が長いけれど売れていないとか、何か背負っている感じの人達だとやたらと点数が甘くなるという、どこかで普段の関係性や「売れろ!売れるな!」の嫉妬とかもある気持ちの入り方とか、採点は前半やたら厳しく、後半、特に終盤になると会場の受けや上手さ等関係無い感じでご祝儀的な採点で高得点になるしで、内容評価では無い部分が強くなってる様にしか思えず、何だか悪い方向に進んでしまっているように思える。他のネタの大会と差別化を図ろうとしているのは分かるけれど、若手の誰が優勝しようがあんまり関係無いベテランのコント師による審査員制にした方が、見ている方の納得度的に良いと思うのだけれど。
去年のバイきんぐは納得だけれど点数が入り過ぎで何か審査員側の意図が見えてしまった感じだし、今年のかもめんたるも一本目も二本目も確かに面白いけれど、優勝する程の爆発的笑いでも無かったし、それ程高得点か?という感じでもあったし。
わたしはTKOの一本目のネタがメチャメチャおもしろく、900点超えるかな?と思ったら越えなかったのって「ベテランもういいだろ…」という若手の気持ちが見え透いた感じして、実際にそうでは無くともそう思えてしまうから、やっぱりこの審査方法止めた方が良い気がする。
それと、TKOの二本目のネタって田渕岩夫のパロディじゃないの?田渕と言う名前と、ハガキが全部京都府からとかからそう思ったけれど、わたしも含めKBS京都が映らない地域は何のこっちゃ?アルコ&ピースの一本目よりも尖ってたネタじゃない?

そう言えば、ジグザキジギーは始めて見たけれど、このジグザキジギーっていうコンビ名、何か聞いた事ある様な…?と思っていたら、チキチキジョニーと語感が似ている感じだけだった。今回の決勝進出者もそうだけれど、松竹芸能が勢いがあったと思うけれど、やっぱりさらば青春の光がおもしろいし、頑張れと思ってしまう。

あと、放送形態について。
MBSってそれ程悪い印象は無かったけれど、印象最悪。今年の「キングオブコント」はいつ放送かと公式サイト見ていたら四時間放送と書いてあったのに、テレビ欄は三時間だけで「あれっ?」と思ったら、通常の「魔法のレストラン」を何故か放送していて、一時間という微妙な短縮放送。まあ、どこの放送局もまずはスポンサーに対する配慮、その次に苦情の回避、次位に視聴者に対する番組作りなので、諦めがち。特に大阪の独自編成なんてクソだからしょうがないんだけれど、それにしても頑なに通常放送するMBSは意味不明。こういう中途半端な放送で完全に視聴者の方向いていない事が見え透いてしまうと、ただただクソにしか思わない。
…なんだけれど、見ていたら三時間の短縮版の生放送にも関わらず、きっちり紹介ビデオ後に一番から順番にネタが始まっているので、それまでの一時間は何してたの?三時間短縮放送見ていても、三時間で十分じゃん。四時間放送の意味が分からない。実質宣伝抜いたら、番組自体二時間半も無いし。

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