松阪〜松本 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅
2012年10月07日 日曜日「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズも5年目第12弾。今回は前回の目的地、伊勢の途中で乗継した松阪から長野県松本までの旅。
この「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズ大好きで、バラエティ番組では一番好きかもしれず、年二回の放送を待ち焦がれていた。…のだけれど、九月の地上波の本放送は、たまたまテレビを付けたらやっている事に気付き、始めからの録画が出来ず、暫く恐ろしい虚無感にさいなまれていた。悔しいのでBSジャパンに再放送の要望も送ってはみた。そうしたら一ヶ月後にBSジャパンで早くも放送されそちらを録画して、見た。BSジャパン偉い!
しかし、この放送時間が2時間30分もあり、2時間放送のはずで何でだ?と思っていたら、地上波での放送の時も東京では2時間30分で、それ以外の局では頭の30分の放送は無く、2時間のカット版での放送だったらしい。だからある意味地上波での放送を見逃して良かったかも。ちゃんと完全版で見たし、見れたから。
で、内容は、毎度の目的地まで着けるかどうなのか分からない緊張と興奮と、太川陽介・蛭子能収・マドンナの珍道中は健在。何より、毎度の本人は普通に話しているけれど、暴言・失言になってしまう蛭子さんにやっぱり爆笑。またしても蛭子さんは名物料理には興味を示さず、から揚げ・揚げ物を食べまくる。そして、最早掛け合い漫才化している太川陽介と蛭子さんのやり取りも、太川さんがむきになって蛭子さんに喰ってかかる喧嘩に近い会話でも、爆笑のボケとツッコミ。
そして、毎回プロデューサー?ディレクター?が流石だと思うのは、マドンナの配役。ある程度歳を取って落ち着いた、エロい、もとい色っぽい女性を選んでいる。今回のマドンナ加藤紀子も、39歳には見えない可愛らしさとエロさ、もとい色っぽさ。
今回は乗継が上手く行かず、歩いてのバス停までの移動が多かった。実は今回、塩尻から松本の経路は、以前の第1弾で通ったバス路線が廃止になっていて、別の路線を使ったらしい。確かに今回は地元の人の話で「以前はバスが通っていたけれど、今はもう…。」と言う言葉が多く聞かれた。実はこの「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズって、結構時代的にギリギリの所にいるのかもしれない。過疎が進んでバス路線廃止が多くなっている中で、同シリーズ内でも同じ行程は辿れなくなって来ているし。
さて、やっぱり楽しみなのは次回なのだけれど、最後に「次回は…。」と言う話をしていたので、まだ次回はあるみたい。しかしもう12弾目で色々行き、これからまだ挑戦出来る場所はあるのだろうか?今回も結構意外な道程だったし。
そう、このシリーズ、非常に苦しいのは、放送を重ねる毎に段々と認知度も増し、見る人が増えて行っているはずなのだけれど、やればやる程行ける所が減り、次回が危ぶまれるという二律背反を抱えている事。
次回は今回の松本から新潟、新潟から北陸へか、広島から長崎辺りだろうか?