アドレナリン

2012年03月22日 木曜日

ジェイソン・ステイサム主演の映画「アドレナリン(Crank)」。

毒を打たれ、その毒の効き目を遅らせる為には兎に角アドレナリンを出さなくてはならず、無茶苦茶する。
初めは良いのだけれど、ただ暴走し、人殺しが暴れまくる事の繰り返しになって行くので、見ている内に段々とどうでも良くなって、真剣に見なくなる。
演出もやたら細かく早く繋ぎ、Google Mapの映像入れたり、画面上に関連する絵や字幕入れたり、見ていて疲れて来る。はっきり言ってバラエティー番組。それに登場人物がやたら「ファック!ファック!」言う映画は見ていても馬鹿みたいだから白けて来る。笑かしはまあつまらないし、音楽も如何にもな使い方で鼻に付くし、こういう馬鹿な若者受け狙いの「どう、スタイリッシュでしょ!」と言うを前面に出した映画って、まあ外す事が多い。
何よりもジェイソン・ステイサム自体に魅力が無い。元々顔はぬらりひょんだし、この役が馬鹿をしまくる馬鹿なので、だから何感ばかり。
この映画に日本人が出て来て日本語喋るのだけれど、何を言っているか、まあ聞き取れない。癖ありまくりのチンピラ英語の方がまだ聞き取れる。他の映画でもそうなんだけれど、アメリカの映画の日本語って何でこんなに不鮮明なのだろう?

ジェイソン・ステイサムって、最近のアクション映画の雄として持てはやされているけれど、わたしの中ではジェイソン・ステイサムの映画って外れしかない。まあこの映画もつまんない。

☆★★★★

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