アルマゲドン2009

2012年02月20日 月曜日

これもSyfyチャンネルのテレビ映画「アルマゲドン2009(Polar Storm)」。

まあ、これが地味。
一応、彗星が地球に衝突するのはするのだけれど、本題はそれによって地球の地磁気がグチャグチャになり、太陽から放射される電磁波によって電子機器から致死量の電気が出て、何故か人々が黒焦げに。それをどうにかしようと、やっぱり科学者が奔走する。だけれども、特に派手な事も無く、一番の見せ場の電磁波が襲って来るのは、自動車がゆっくりと走る位の速度で目で見える光る波がやって来るのだから笑ってしまう。それ以外は親子の関係の話が中心で、その分地味。アメリカに隕石が衝突して地磁気に穴が開いたから、真裏のマリアナ海溝で核をぶっ放せば元に戻ると言うのは、ベコッとへっこんだから裏から叩けば元の様になるとは板金。この手の映画は正確な理論より、派手な、展開重視のぶっ飛び理論だからまあそんなモノか。それと、マリアナ海溝では一瞬の内に、何時の間にかに到着しているのだけれど、それと対比して描かれる息子達の話ではずっと自動車のエンジンをかけ様としているだけで大して時間が経過していなかったり、変。
役者は、主人公は「HEROES」で怪しい父親ノア・ベネットを演じていたジャック・コールマン(Jack Coleman)で、これでは初めから良い人、良い父親。そして大統領は黒人だと思ったら、「24」のカーティス・マニングでお馴染みロジャー・クロス(Roger Cross) 。これでは大統領。

まあ、話の展開も地味で、結末は「ああ、何とかなりました…。」と言うのは分かっているので、意外な事も無く終わって行く。逆にめでたしめでたしじゃあなかろうに、とも思うのだけれど。まあ、そんな感じのテレビ映画。

☆☆★★★

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