「めちゃ×2イケてるッ」の最終回を見たけれど…
2018年03月31日 土曜日見たけれど、興奮や感動や哀しみは全然無かったんだよなぁ…。
わたしはがナインティナインが大阪にいた頃からテレビで見ていて、ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞を取った時も見ていたし、「ぐるぐるナインティナイン」がまだゴールデンタイムの前に誕生日ケーキ爆破とかをしていた時から見ていたし、「ジャングルTV ~タモリの法則~」もよく見ていたし、特に「ナインティナインのオールナイトニッポン」は20年近く聞き、今も「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」を毎週聞き続けている、気が付くと99好きだったのだけれど、「めちゃイケ」は大分前から全然見なくなっていた。
何時頃からからなのか分からないけれど、パクリ企画が多くなり、それがおもしろいとは思わなくなって見なくなったと思うのだけれど、最終回を見て「しりとり侍」がいじめどうこうではなく、「しりとりして、失敗したら罰ゲーム」が全然おもしろくなく、これ以降のこの数取りゲームも見ていなかった事を思い出した。
それに、岡村が休養した時に新メンバーが追加されてからは更に見なくなり、わたしの中では「めちゃイケ」は相当前に終わっていた。
なので、「めちゃイケ」終了の話が出て、その後「シュウ活」と言って昔の企画を再現していたりしたみたいだけれど、それもちょこっとだけのちら見位だったし。
最終回も、丁度土曜日に配信終了となるドラマを見ていなかったので、それを見てから「めちゃイケ」を見た位のどうでもよさにまでなっていた。
で、見てみたけれど、やっぱりおもしろいとは思わなかったし、感動も全然無し。
出演者の番組が終わる気持ちを聞いても、わたしにはもう終わっていた番組なので感激も無く、とにかく長いとしか思わなかった。
新メンバー陣が「自分は何も出来なかった…」としきりに言っていたけれど、それって寧ろ企画の問題で、新メンバーを活かせなかったスタッフ側の言葉は当然無く、以前程視聴率が取れずに終わるのもスタッフ側の問題じゃなかったの?と思ってしまったし。
メンバーが多過ぎてゴチャゴチャし、誰かや何かに絞るには結局岡村を中心とした旧メンバーになったからじゃあ?と、最終回の各人の話がまとまりが無く、ダラダラとして長かったと思ってしまった所から思ってしまったし。
それに最終回だから仕方ないのかもしれないけれど、感動寄りにするのも何だか…。
「めちゃイケ」って、以前は最先端の尖ったお笑い番組だと思っていたけれど、シュウ活の中居との日本一周の最後の感動部分はうっとおし過ぎて消してしまったし、「ネタNo.1決定戦」は実は東日本大震災で支援して来た仙台でした…とか、見ている家族を感動させる役割って「めちゃイケ」というお笑い番組に元々あったんだっけ?
もう、わたしが昔の事をすっかり忘れているから、元々の「めちゃイケ」もこんな感じだったのかもしれないけれど。
最終回を見ていて思ったのが、ビートたけしが逆ドッキリをする予定調和なお笑い界に今更ガッカリ。
ナイナイが売れ出した頃って、「めちゃイケ」にしろ、「ぐるぐるナインティナイン」にしろ、「ナイナイナ」にしろ、尖ったバラエティをしていて、ダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャンの次の世代の顔としてナイナイが出て来て、ナイナイがそのまま上の世代を喰うもんだと期待していたけれど、結局若手がビートたけしをドッキリにかけて弄るという事は起きず、20年間お笑い界は大して変わっていなかったんじゃあないかとも思ってしまった。
これはナイナイの問題と言うより、明石家さんまが若手とも絡んで弄られたりしているのを見ると単にビートたけしが王様芸人だっただけで、その座を譲る事が出来なかったかもしれないけれど。
それに「笑っていいとも」の最終回を思い出すと、ダウンタウンやとんねるずや爆笑問題といった普段絡まない人達が揃った中で、それらの人達とずっと上手くやっていたナイナイって、誰かを押しのけて這い上がる芸人じゃあなくて、タモリみたいに上手く皆とやって行く方の芸人だったっけとも思ったので、寧ろ「めちゃイケ」や「ナイナイナ」の様な番組に恵まれたのかもしれないなぁとも思ったりした最終回だった。
とにかく「めちゃイケ」が終わったけれど、今でも毎週「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」や極楽とんぼがやっているラジオ「極楽とんぼオレたちちょこっとやってまーす!」や極楽とんぼ加藤やよゐこ有野も出演している「オレたちゴチャ・まぜっ!~集まれヤンヤン~」を聞き続けているのに、その人達が長年続けていた「めちゃイケ」が終わっても感動も無く、「そう…。」位のモノだったと言う事は、わたしの中では相当前に終わっていたんだなぁと改めて思った。