キングオブコント2014

2014年10月17日 金曜日

キングオブコント2014」を見たけれど、何だか毎年毎年微妙な感じになっている気がする。
結構有名な人達が出場しているのに決勝に上がって来るのが何故か若手が多かったり、決勝のネタ見ても「何で、この人達が決勝に上がって来ているの?」と思う人達が多くて、見ていても盛り上がらなかった。
それにやっぱり、「キングオブコント」って審査がいまいち過ぎる。今までもまだ若手や、ちょっと上手い感じのコントだとやたらと点数が低く、逆に売れていないベテランになると点数が高過ぎるって事があったけれど、それへの対処なのか今年からまとめて点数を付けて競い合うのではなくて、一組対一組で対決して勝って行く方式に変わってしまい、これが逆に盛り上がりに欠ける事になっているし、それでも分かりやすく得点差が付いてしまう芸人による審査は変わらないし、何でこんな審査方法にしたんだろうか?

それと丁度台風がやって来ていたので、画面下と左側にデカデカと台風情報を流していたけれど、「キングオブコント」を見ている様な人が台風情報を気にするか?という疑問しかない。台風情報が欲しい人はわざわざバラエティ番組で確認しないでしょ。「~は何年振り」とかどうでもいい情報も流しているし、いい加減報道風の言い訳でしかないクソみたい事は止めてほしい。デカデカと流しているのに、更に画面上部に台風関連の速報まで流してコントしている芸人の顔に被って見えないという二度手間なクソ仕様で、画面がグチャグチャしていて本当に酷かった。

かつて「M-1グランプリ」は結成十年目までという制限があって若手の大会だったのに緊張感があって、大会としてもおもしろかったのに、「キングオブコント」は制限が無くおもしろいコント師を決める大会なのに、よく知らない若手の大会になってしまっているので盛り上がらないし、世間的にも話題にならないだろうし、「キングオブコント」で優勝してもテレビでよく見る人にはならない「R-1ぐらんぷり」と似た様な状況になっている気がする。
何より2011年のロバートの時もそうだったけれど、今回のシソンヌのネタでも、大差で勝っている決勝の最後のネタで一切笑えなかったので物凄い不完全燃焼感、尻すぼみ感しか残らなかったというのもあって、「キングオブコント」のどうでもいい感が進んでしまっている。

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