メーベルとチャップリン

2013年06月10日 月曜日

チャールズ・チャップリン監督・主演の1914年の短編映画「メーベルとチャップリン(Getting Acquainted)」。
この映画はパブリック・ドメ インになっているようで、Internet Archiveで見る事が出来る。「GETTING ACQUAINTED

チャールズ・チャップリンは公園で自分の奥さんが寝ている間に別の女性にちょっかいを出す。するとその女性は怒り出し旦那を呼び寄せ追っ払うけれど、今度はその旦那がチャップリンの奥さんにちょっかいを出し、そこに警官が入って来て追っ駆け回すドタバタ喜劇。

まあそんだけのドタバタ。20世紀始めの喜劇映画という事で、「こんな感じかぁ…」な感想。

これはTV放送で見たのだけれど、不思議な事が沢山。本来アメリカのサイレント映画だから途中に入る字幕も英語のはずが、何故か全編フランス語字幕。そこに音楽だけでなく、永井一郎のナレーションが弁士の様に入っていて、作品解説的な話は良いけれど、状況説明や面白を解説したりするのが非常につまらなく、このナレーションによって作品が陳腐化してしまっている。完全に蛇足。

☆☆★★★

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