ダイ・ハード4.0

2008年02月16日 土曜日

「ダイ・ハード4.0」を見た。

12年ぶりの「ダイ・ハード」という事だが、向こうもネタ不足で、確実性を狙う続編が多い中の一つ。

まず何よりも、ブルース・ウィリスが完全に頭ツルツルで、どうしても一作目からのジョン・マクレーンに見えず、ブルース・ウィリスそのままなので「ダイ・ハード」という感じがしない。
しかも役上もそうだが、ブルース・ウィリスが慣れた演技をするもんだから、ジョン・マクレーンのいつもの困った、必死な顔が無くて、毎度の減らず口と「ちくしょう!」感が楽しみなのに、そこでの楽しみが半減。
話自体は、1、2での閉鎖空間での巻き込まれ型では無く、3の様な相棒付きのむやみに移動型。
しかし、今回はジョン・マクレーンでなくてはいけない理由は薄く、主人公なのだが何だか印象薄く、ジャスティン・ロングの方が印象は強いし、しかもいつもの物無い、情報も無い状況で敵を出し抜くということでも無し。
アクション映画としては次から次へと見せ場があり面白いのだが、「ダイ・ハード」の続編だと言われると、どうも首を傾げてしまう。
しかし、映画自体はブルース・ウィリスの面白いアクション映画になっており、はちゃめちゃで楽しく見られる。

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