太陽がいっぱい

2012年04月18日 水曜日

アラン・ドロン主演の映画「太陽がいっぱい(Plein soleil)」。

全体的にグダグダとしていて、そんなに長い事見せる必要あるのかと思う所が多く、時間的に長い様な気がする。殺人に至るけれど、そこまでが人物関係の説明で長くてダレるし、それ以降の立ち回りもサスペンスなはずなのに全く緊張感は無いダレた展開が続き、結構退屈。特に途中のアラン・ドロンが散歩するだけの数分の場面なんているのか?まさにアラン・ドロンのプロモーション・ビデオ。
展開にしても、男二人の遊びの話かと思いきや殺人に発展して行くのは引きがあるのだけれど、それ以降はアラン・ドロンが初めから頭の悪い感じ満開なので、そりゃあそうなるだろうという大して面白味の無い展開。最後のオチも、結局間抜けでしたで、何じゃそりゃなしょっぱさで吹き出してしまった。賢いつもりで何とかしようと立ち回れば立ち回る程墓穴を掘って行く間抜けさを楽しむべきなのか。登場人物達皆頭の弱い感じ人ばかりだし。

「太陽がいっぱい」と言えば名作として知られている分期待が勝手に上がったのに、見てみたら退屈だし、犯罪映画としても大した事無いので、落差が大きく肩透かし。

☆★★★★

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