夕陽の挽歌

2012年04月16日 月曜日

ウィリアム・ホールデン主演の西部劇映画「夕陽の挽歌(Wild Rovers)」。

非常に退屈な映画。西部のカウボーイの日常をグダグダと見せられた所で何らおもしろい所や、興味を引く所は無い。始まりからして、老年と青年のグダグダした会話ばかりで、年寄り達のグダグダした殴り合いが初めの見せ場じゃあ余りにしょっぱ過ぎる。強盗にしてもグダグダと行われ、その後も犬猫好きのどうでも良いやり取りとか、延々とロディオを見せたりとか、老年と青年の交流を描くにしても間延びしまくり、つまらない話の連続で、ロードムービーにしても退屈。…だったので終始早送り。

主演のウィリアム・ホールデンが「7月で46だ。いや50だ。」と言うのだけれど、46歳には見えず驚くけれど、50歳にも全く見えない。1971年の映画なので実際彼は63歳。無理あり過ぎ。
それと気になったのは撮影関係。所々結構画質が荒い部分もあるし、昼間なのにやたらと画面が暗かったり、同録の喋りの場面は録音が良くなかったりも。

監督・脚本は「ティファニーで朝食を」や「ピンク・パンサー」で有名なブレイク・エドワーズなのに、この映画のつまらなさと言ったら…。全然この映画のDVDが見当たらないのは、まあそういう事か…。

☆★★★★

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