千億の世界

2007年08月08日 水曜日

最近もらったので、メロン、桃を食後に食べる。
桃丸かじりで非常に美味しいのだが、桃がすぐ傷んできているので早く食べねば。

芳賀書店から出ていた単行本型の短編集「千億の世界」を読む。
これは様々な主題に沿ったSF短編集、HAGA SF SELIESの一冊のようだ。
(SERIESでは無くSELIESと書いてあります。)
これは「宇宙SF」。
大体50年程前発表のモノ。
読んでいて思うのは、宇宙探検や探索モノは、さすがに宇宙を高速移動出来るのに、技術力が明らかに現在より劣っており、そこでつまづいてしまう。
映像なら「STAR TREK」とか「FARSCAPE」とか好きだけど。
宇宙モノ以外なら、技術の進退はそれとして案外すんなり受け入れて楽しめるのだが。

結構英米以外のソ連作家の話も載っておりそこでは新鮮。
A・E・ヴァン・ヴォクトの「黒い破壊者」は、視点が敵側、脇役と真ん中来ないのも良いし、まさに「エイリアン」の様なアクション映画の様な興奮があった。
アーサー・C・クラークの「おお地球よ…」読んで、やっぱりクラークは泣かせの上手い作家だと再確認。
哀愁と希望が上手いなと。
これを読んで思い浮かべたのは、最近のカップヌードルの不定期連続TVCM。
何で今さらなネタをしているのだろうかと思っていた。

« | »

Trackback URL

Leave a Reply