無料放送だったのでヴィンテージ・コレクションでショーン・マイケルズ

2012年03月11日 日曜日

3月1日からBSに新局が開設されたそうで、色々なチャンネルで無料放送をしており、J SPORTSも無料放送だったのでRAWSMACKDOWNを録画して見ていたけれど、おもしろく、良かったのはWWE ヴィンテージ・コレクション
ヴィンテージ・コレクションの構成として、司会はむしろWCWのインタビュアーでお馴染みミーン・ジーン・オーカーランドで、WWEだけでなく、もちろんWWF時代から、AWANWA、WCWといった過去のアメリカのプロレス団体の映像を放送する。ここら辺は、全米をほぼ統一する形でその映像の権利を買って行ったWWEの戦略のありがたさ。ただ、この番組、試合の放送は本当にさわりの部分が多く、それまでのふりの試合前半は流さない事が多いので、そこは残念。
今回放送していた中で良かったのは、HBK(ハートブレイク・キッド)ことショーン・マイケルズの特集。今もWWEに登場するかつてのトップスターで、ストーン・コールド・スティーブ・オースチンザ・ロックはそれなりに知ってはいるのだけれど、1990年代前半は日本の地上波でのアメリカンプロレスの放送は知らないし、中盤はWCW一色だったし、後半のWWFの放送はショーン・マイケルズいなかったしで、彼は良く知らなかった。で、この特集で、二回に渡ってなので1時間半位の半生のまとめを見て成程と関心。ロッカーズから、ヒールとしてのボーイ・トーイ、クリックでの抗争、D-ジェネレーションXと、こういう流れだったのかと納得。ただ、ショーン・マイケルズvsスコット・ホール(当時はレイザー・ラモン)で、ショーン・マイケルズにブーイング、スコット・ホールに歓声というのは今見るとベビー、ヒール逆の感じがして変な感じ。

それ以外にも、1980年代後半からの20世紀アメリカンプロレスの試合で楽しい。グレート・ムタとか、WCWの90年代中盤からのクルーザー級戦線とか、まあ好きな所で、現在のWWEよりもレスリング的におもしろいし、興奮度は高いかもしれない。
ヴィンテージ・コレクションを見ていると、現在のWWEって、首に負担がかかる様な投げ技やハードバンプが余りないので、90年代よりは80年代の殴って蹴ってのプロレスに近いのかなと思えて来た。

個人物のDVDでも色んな試合が入っているけれど、こういう個人物が出ない人や入らない試合の番組って良いよな。

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