ELP SPECIAL

2011年08月31日 水曜日

テレビ欄を見ていたらEL&Pとあったので、まさかEmerson, Lake & Palmer!?と思って詳細をみたらまさにエマーソン・レイク・アンド・パーマーだったので見てみた。

2010年にロンドンで開催された「High Voltage Festival」で12年ぶりに再結成された模様をまとめた「EL&P SPECIAL」と言う番組。

当たり前と言えば当たり前なのだが、CDや映像で知っているELPから40年近くも経って、三人ともおじいさんになっているのに衝撃を受けた。何よりグレッグ・レイクがぶっくり過ぎの真ん丸で、ギター弾いて歌っている姿はカントリー歌手かとも思ってしまった。
やはりキース・エマーソンの指の動きに目が行くけど、普段から右手の指を伸ばしていたり、三本で演奏していたりで「…あっ…。」と固まってしまう。でも、Moogやオルガンの音はやっぱり良い。
ドラムセットは回転するし、ハモンドオルガンにナイフを刺すし、だけど全盛期のELPからするとそりゃあ歳も経て懐メロバンドにも感じられるけど、プログレが懐かしのメロディーって何だか不思議な感じにおちいった。

しかしこの番組は酷かった。曲が始まると誰の感想か分からないナレーションが入り、その後音楽評論家なる人が延々と講釈垂れ続け、まともに一曲聞かせる事は最後まで無し。何でこんなクソな構成なのかと思ったら、途中の宣伝でこのライブの模様を収録したDVD・ブルーレイの特別限定盤の発売を知らせ、その為のダイジェスト番組だという事が分かって、がっかり…。グレッグ・レイクの太りっぷりの数千億倍以上にがっかり…。やり方としてもう少しあるだろうに…。

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