ネバー・サレンダー 肉弾凶器

2011年08月24日 水曜日

WWEジョン・シナと言えば、すぐコント山口君と竹田君の竹田君を思い出してしまうのだが、そのジョン・シナ主演とテレビ欄に載っていて、「そう言えば映画出ていたな。」と思い「ネバー・サレンダー 肉弾凶器(The Marine)」を見た。

もう、邦題からしてB級臭さ満開で、中身も見事に1980~90年代辺りの銃撃、爆破のB級アクション映画。
主人公はほぼ銃を使わないが、乗った車は爆破、入った小屋は爆破と派手な場面が続く。
話は、元海兵隊、巻き込まれ型の強盗犯に妻を誘拐されての追跡と、これまたベタベタ。展開も初めはゆっくり、後半は一直線と、まあそんな感じでそれなりに楽しめる。
敵役にはターミネーターのT-1000でお馴染みロバート・パトリックが出ていて、この敵達の方が過去の話が出て来て話の掘り下げがあったり、急なジョークが出て来て笑わせたりと、主役のはずのジョン・シナよりも出ている時間が多く、印象に残るというWWE制作のはずなのに何押しだか分からない感じになっている。ロバート・パトリックに向けての「あいつはターミネーターかよ!?」と言う台詞まであるし。

WWEのジョン・シナとなると、もう違う所で楽しんでいた。しょっぱなに敬礼するし、途中でチョークスラム決めるし、You Can’t See Meは流石に無かったけれど、ビンス・マクマホンの決め台詞「You are Fire!」は台詞にあるし、シナを長い柄のハンマーで殴るのなんかノー・ホールズ・バードかと思ってしまったり。

この手のアクション映画の要素を押さえていったらありがちな、良く言ったらそれなりにまとまった映画になったという感じ。

☆☆☆★★

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