R-1ぐらんぷり2020

2020年03月09日 月曜日

毎年見る度に笑いや満足感よりも不満感の方が大分多い「R-1ぐらんぷり」ではあるものの、それは賞レースだと思って見ているわたしが勝手に番組に権威付けしていたからであって、最早「M-1」にしろ「キングオブコント」にしろ結構前から単なる普段テレビで見る事の無い人達の気合の入ったネタを見れるネタ番組にしか思ってないので、今年の「R-1ぐらんぷり2020」は結構おもしろかった。

あの勝ち上がりだとマヂカルラブリー野田クリスタルが優勝なのは分かるけれど、わたしがおもしろかったのはななまがり森下とキラキラ関係ワタリ119。
ななまがり森下の乳首を隠せないというだけで一本のネタの爆発力は凄かったし、ワタリ119のネタって、ハイキングウォーキングの山手線の駅名を言えないというの同じなのかと思いきや、ちゃんと最後までやり切り、しかもあの速さで各ネタがそれなりに出来ているというのは凄かった。

ただ今年の「R-1ぐらんぷり2020」で一番ニヤニヤしてしまったのは、メルヘン須長の応援ビデオのホリの後ろで、河口こうへいジャッキーちゃん沙羅ハリウリサがいたという所。
何時ものホリプロコムものまね軍団だけれど、ハリウリサを見てしまうとニヤニヤが止まらなくなってしまっている。

今年の「R-1ぐらんぷり」の一番の話題は無観客だと思うけれど、これがネタ番組としては見やすくて非常に良かった。
去年のわたしの投稿「R-1ぐらんぷり2019」を見て見たら、「観客はクソ」と文句書いていた事を忘れていたけれど、「THE W」ではどう考えても笑い所でもない場所で観客が笑っていたりとか、「へ~」とか「ヒュ~」とか盛り上がってしまう観客は邪魔で、見る側からしたらスタッフのあれ位の笑いでいいんだけどなぁ。
ただ、無観客にしたのにスタッフ多過ぎじゃない?
観客入れずに、それを心配して笑い屋としてスタッフを多めに呼んで来ていたら何のこっちゃね~だし。
無観客を話題にしていたのだからスタッフは本当に必要最小限にして、芸人が面白くても司会陣と審査員の笑いが薄く聞こえる位で、視聴者が好きに見て感じて下さいにまでしても良かったんじゃあと思ったのだけれど。
あと、スタッフの笑いが多いのに審査員の票が入らないって、そりゃあ審査員は色々言われるだろな。

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