妄想の中で走る

2017年03月16日 木曜日

自転車での帰り道、家電量販店に寄ろうとして、本来なら高速道路の通る大通りが一番早いので通るのだけれど、交通量が多く、路肩走るにしても自動車の圧迫感が嫌なので、その道路の二・三本西側の交通量の少ない道を走る事にした。
暫く進んだので道を曲がって店方面に行こうとしたけれど、何故か高速道路が見えて来ない。
「おかしいな…?」と思ったけれどそのまま直進すれば着くはずなので直進していたら、全く逆方向の駅前に出てしまった。
「こりゃ、いかん」と言う事で、また道を曲がって店方面目指して暫く走ったら、何故か同じ駅前に出てしまった…。
確か右に二回曲がっただけなので絶対に駅前に戻るはずないのに。
まるで「世にも奇妙な物語」状態。
しかも、ずっと線路の南側を走っていたはずなのに、駅に来て気付いたのは線路の北側にいた。
そこまで方向音痴じゃないはずなのに、この迷いっぷりは何?
しかも、走っている途中に「ここの線路脇の少し上り坂の道、走った事あるな…?」と思ったら、数年前に見た夢の景色だった事をハッと思い出した。
もう、自分の妄想の中を走っている感じがして、ただただゾッとしただけ。

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