ウィンブルドン2016

2016年07月14日 木曜日

毎年、決勝戦だけは見ている「ウィンブルドン選手権」。

今年の「ウィンブルドン」は二年連続優勝して、全仏オープンでも優勝したノバク・ジョコビッチが早々と負け、決勝には順当とも言えるアンディ・マレーと、準決勝でロジャー・フェデラーに勝って上がって来たミロシュ・ラオニッチとの戦い。

ミロシュ・ラオニッチは近年では珍しいサーブ・アンド・ボレーを多用する選手で、アンディ・マレーとは対照的ではあったけれど安定して強いアンディ・マレーがやっぱり勝った。

凄いのは「ウィンブルドン」はここ14年間、ロジャー・フェデラー、ノバク・ジョコビッチ、ラファエル・ナダル、アンディ・マレーの所謂ビッグ4しか優勝していない事。
最強の四人で時代を回していて、今回のミロシュ・ラオニッチの様に若手が上がって来ても中々勝てないというのも「ウィンブルドン」が何か凄い事になっている。

それに、ミロシュ・ラオニッチはジョン・マッケンローをコーチに付けていたし、ノバク・ジョコビッチのコーチがボリス・ベッカーが付いていたりと、かつての名選手が今の名選手を作り出しているとか漫画の展開みたいな事が起こっているのもしびれる話。

今年は結構あっさり気味な決勝だったけれど、やっぱり見たいのはロジャー・フェデラーの前人未到の「ウィンブルドン」優勝八度という最多優勝記録を塗り替える所。
暫く、「来年こそは…!」が続いているけれどもう34歳なのにまだ行けそうなのは凄いよなぁ。

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