アイアンマン
2009年05月18日 月曜日アメリカでは大分当たったのにこちらではそれ程だった映画「アイアンマン」を見た。
いや、アメリカで当たったのは分かる、アーマー発明して、文字通り飛び回る社長の楽しい映画。
何と言ってもロバート・ダウニー・Jrのあのはまり様と言ったら。
賢いけれど偏屈で、でも真っすぐで熱いという、見ていて「よっ!社長!」と声かけたくなる位トニー・スタークぴったり。
本人のドラッグ等々の波瀾万丈がそのまま役に出ているようで、あたり役だよなぁ。
それに話自体も笑いのくすぐりが多く、ロバート・ダウニー・Jrの演技も見ていて楽しい。
あのアーマーの外見より中での顔は、役者にも、見ている方にも向いていてなかなか新たな見せ方。
アーマーは赤黄のよりも、銀色の二代目、それよりも初代がちゃんと初代っぽく、かつ張り切っていて良いなぁ。
それに毎度のスタン・リー御大もしっかり出ているし。
このスタン・リー、映画でのマーベルユニバースが統合された時、実は全ての鍵を握る…と、なったら面白いのだけれど…。
それで言ったら最後の最後でニック・フューリー出てきて「ジ・アヴェンジャーズ」にネタ振るとは。
段々と映画もコミック的引っ張り方して来たのは、良いのか悪いのか?
ソーとキャプテン・アメリカはまだ映画化していないけれど、あの「Tales of Suspense vol.2 #1 Men and Machines」の様な、アイアンマン、キャプテン・アメリカ共に卑屈なヒーローや、社長とキャップのどつき合いのケンカとか期待してしまう所。
最近のCGの発展もあり、向こうの漫画、アメコミ原作の映画は、しっかり作り込んであってファミリームービー、デートムービーでも大丈夫という、いや、本当にすごいよなぁ。