WWE ロイヤルランブル 2013

2013年02月17日 日曜日

他のWWEのペーパービューはどうでもいい感じだけれど、「ロイヤルランブル」と「レッスルマニア」は気になるので見ている。で、今年の「ロイヤルランブル」。

第1試合 アルベルト・デル・リオvsビッグ・ショー

何だか、アルベルト・デル・リオのベビーフェイスがどうにも慣れない。行き成りだし、ベビーフェイスになった事で人物としての勢いも減ったし。
この試合の一番の見せ場が、少し高い舞台装置からビッグショーがチョークスラムでデル・リオを毎度の薄い机に落とす…って、安全・安心の現在的見せ場。結局、ビッグショーの足をロープにダクトテープでグルグルと、必死になって巻きつけているリカルド・ロドリゲスが美味しかったし、可愛らし。ホントなら、リカルド・ロドリゲスの「対戦相手にボッコボコにされている間にデル・リオが何かして、リカルド・ロドリゲスは労いもされない」という何時もの噛ませ犬リカルド・ロドリゲスが好きなので、それが見たかったけれど。
 
 
第2試合 ケイン&ダニエル・ブライアン(チーム・ヘル・ノー)vsコーディ・ローデス&ダミアン・サンドウ(チーム・ローデス・スカラーズ)

ケインダニエル・ブライアンは流石に連携も上手く取れて「仲良くけんかしな」の「トムとジェリー」。本来なら異質な二人のタッグチームなんだけれど、相手のコーディ・ローデスダミアン・サンドウの方が全くギミックがバラバラなタッグチームなので、ヘル・ノーのまとまりの良さと、キッチリ仕事している感ばかり。もっと良い相手いないのかしら?
 
 
第3試合 ロイヤル・ランブル・マッチ

何時もよりも地味で、おもしろさもそれ程でもなかった。毎度ある驚きの出場者も、クリス・ジェリコは去年復帰してのそれ程経っていない復帰だし、ゴールダストは「そう言えば!」の登場だけれど、弟コーディ・ローデスとの戦いはもうちょい見せ場が欲しかったし、ザ・ゴッドファーザーはいまいち知らないし。優勝者もジョン・シナで、非常に順当。今年の「レッスルマニア」で王者のザ・ロックCMパンクでトリプルスレッドマッチにするのかなぁと思ったり。コフィ・キングストンの椅子に乗ってヒョコヒョコ移動するのは子供かよ、やっぱりライバックは「ゴーバー!ゴーバー!」とゴールドバーグチャントが起こるのかと笑ったけれど、全体的に見せ場や盛り上がりに欠ける感じだった。特にこの後に、まだ大一番があるというのも大きかったのかも。
 
 
第4試合 CMパンクvsザ・ロック

ザ・ロックはやっぱり、どうしても全盛期と比べると、その動きの鈍さや少なさは如何ともしがたい。それでもCMパンクの結構普通なヒールへの転身による輝きの減少もあってか、ザ・ロックの方がCMパンクよりも10cm程高い身長や、作り込んで来た肉体もあってか、やっぱりザ・ロックのスター性の輝きは流石。でも、試合は二人共スタミナがそんなになので、結構もっちゃり。二人共休憩が多く、もう少し早い展開でないと、CMパンクが長期間王座に付き、シールドも導入しての王座戦というストーリーラインが、何だかモワッと盛り上がるにも盛り上がらないまま。
にしても、ザ・ロックはWWE、ビンス・マクマホンとの関係は良いのかもと思いながら見ていた。行き成り戻って来て、行き成りCMパンクとの王座戦で二年連続「レッスルマニア」でのメイン戦なんて好待遇。二人三脚だったハルク・ホーガンは今のWWEのオープニング・タイトルの「Now, Then, Forever.」にさえいないし。逆に言えば、現在のWWEにはザ・ロックがどうしても必要なんだろうなぁ…。

全体的に非常に順当過ぎて、もっと驚きが欲しかった所。凄く「レッスルマニア」までの導入感がありありとしていて、それなら試合内容で見せて欲しい所なのに、それもいまいち跳ねないし。結局、これ以降の「レッスルマニア」までの展開次第へと繋げた感じかな。

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