ダントン

2011年11月17日 木曜日

フランス革命の中心人物ジョルジュ・ダントンとマクシミリアン・ロベスピエールの対立を描いた映画「ダントン(Danton)」。

この時代の歴史を良く知らないし、そもそも興味が無いので「ふ~ん」位で終わってしまった。まず背景がさっぱりなので導入でつまずく。まあ、見ていれば何とは無しに分かって来るが。市民革命と言っても上流階級の人なので、あんまり身近には感ぜられず、「こういう歴史がありました。」というのを理解しただけで終わってしまった。
初めは勢いでまとまり上手く物事は進むけれど、それが成ると次第に互いの小さな差異が顕著になって仲違い、相手を陥れ自分の権力を強く確実にする為横暴になるというのは古今東西同じ感じの再放送。民主主義でもダントンの様に煽ればそうなるし、ロベスピエールの様に権力を手にすると意図したり、しなかったりでもそうなってしまうという教訓めいた映画。
フランス革命の歴史を知っていると楽しめる映画なんだろうけれど、良く分からないので、皆珍奇な格好しているなぁと終始思っていた。

この映画音声が変で、アフレコだからなのか、それとも編集が下手くそなのか分からないけれど、口の動きと声が合ってない場面が多く見られ、ダントンは普通だけれどロベスピエールが良くずれているので、演説ぶっても口との同期がなってないので見ていてもそっちに目が行く。

これをBSで見ていたけれど、このBSプレミアのウォーターマークの右隣に更に新たに大きく3という表示が入り、うっとおしい。地上波は視聴者数が違い抗議も多いからなのか、ウォーターマークは小さく目立たない様になっているけれど、BSの多くの局は大きかったり目だったりと、放送している画面を見ていても画面端のマークが気になりイラッとする事が多い。BSは内容は各視聴者向けなのに、意外と視聴者の方を向いていない事が分かった。

☆☆★★★

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