M-1グランプリ2018

2018年12月03日 月曜日

M-1」が以前はおもしろかったのに最近は大しておもしろく思わなくなったのは、以前は「M-1」で優勝すると他のテレビにもバンバン出て、売れた後もテレビに出続けるお馴染みの芸能人になったので、「次は誰が売れるのかな?」の楽しみもあったのに、最近は「M-1」で優勝しても大してテレビに出ないし、その後全然テレビでも見かけなくなるので、その楽しみが無くなり、「M-1」が単にその時におもしろい漫才をする組を決める大会になって、見ていても緊張感だとか、この大会にかける思いとかが段々鬱陶しくなってしまったから。
それに今年は「よしもと上方漫才大会」でいいじゃん…と思ってしまう出場者だったし、クスリともしない組もいて、特に最終決戦は微妙だった。
最近になってやっと気付いたのが、「この漫才はいまいち面白くないなぁ…」と思うのは「面白い・面白くない」だけれど、クスリともしないは「面白くない」ではなくて、「その人が嫌い」だという事。
霜降り明星は一本目は結構笑ったのに、二本目は何故かクスリともしなかった。
確かにせいやの如何にもボケてますよ感が嫌いなのが原因ではあるのだろうけれど、それでも一本目は笑ったのに二本目は何だったのだろう?
相変わらずジャルジャルにクスリともしなかったのは、ジャルジャルが嫌いなんだろうなぁ。

あと、番組としてのつまらなさも輪をかけて来ている。
一組目が漫才するまで40分近くもかかるって煽り過ぎ。
録画で見たから早送りしたけれど、生放送で見ていたら絶対チャンネル変えてた。
畑中フーのナレーションも鼻について聞いてられなかったし。
順番選びのくじ引きも、見ている方からしたら本当にどうでもいい。
有名人らしいスポーツ選手にくじを引かせる無駄な工程もいらないし、そもそも順番が決まっていないって出場している漫才師にとってだけの話で、見ている方が「次は誰なんだろう!?ワクワク!」としているとか思っているのだろうか?
くじ引き場面も早送り。

今回の「M-1」で笑ったのはミキ、かまいたち、トム・ブラウンかな?
敗者復活戦では何でかニッポンの社長が一番笑ってしまった。
「荷物多いねん!」で押し切る漫才なのに、何かはまってヘラヘラ笑ってしまった。

結局ボケの手数が多くて、笑いを詰め込んだ漫才が勝つって、「M-1」ってそういう漫才が勝つ大会だから仕方ないにしろ、復活後の「M-1」の微妙さって何だろう?
お笑いの大会かつお笑いネタ番組としては「キングオブコント」の方がネタが多種多様だし、評価の納得感もあるし、全然「M-1」よりも楽しい。

« | »

Trackback URL

Leave a Reply