DC Digital Comics Sneak Peeks

2013年05月08日 水曜日

comiXology利用し始めてみたので、元々読んでみようと思いcomiXologyを使うきっかけにもなった「DC Digital Comics Sneak Peeks」をご紹介。

DCコミックスがコミックス及びデジタル・コミックスの宣伝と販売促進の為に、向こう時間で毎週水曜日にデジタルのみで無料で配信されているプレビュー誌。号数ではなく、月/日/年が号数の替わり。多分「DC Digital Comics Sneak Peeks: 5/11/11」が一番初めの号。
comiXology以外にも、DCコミックスのデジタル・コミックス配信サイト「DC Digital Comics」や、アメリカのAmazon.comでも配信している。「DC Digital Comics」はcomiXologyと提携している様で、システムが同じで、comiXologyと同じアカウントでサインイン出来る。Amazon.comの方はKindleでも読めるみたいだけれど使った事無いので良く知らない。

内容的には、その週に発売されるコミックスが表紙を含め5ページずつ丸まま、20作位載せられている。上手いのが、この本編4ページという所で、丁度導入なので続きが読みたくなる所。販促としては上手い。
マーベル・コミックスも「Marvel Previews」というモノを出しているけれど、1.25ドルで売っていて、もしくはDiamond Comic Distributorsが出しているコミックスのカタログ雑誌「Previewsを買ったら無料でもらえる様。「Previews」のサイトでも幾つかDC・マーベルの5ページのプレビューを出している。

「DC Digital Comics Sneak Peeks」にしろ、2011年のコミックス全体のリブートによる「The New 52」の再始動とか見ていると、DCは新規読者の獲得に重点を置いている様な販売戦略。
マーベルは、新規読者の向けに行ったはずの「Marvel NOW!」は完全リセットは行なわず、連続する話で続けていたし、実物のコミックスを購入したらデジタル・コミックスも見れるコードを付けていたり、どちらかと言うとマニア向けへの印象。
1990年代辺りはむしろ逆の印象で、ライト層を取り込んで一気に売り上げを上げたマーベルと、どっちかと言うとマニアが多い感じのDCという勝手な印象なのだけれど。1990年代に拡大路線で調子乗ってしまい一回破産しているから、なるべく着実に…という事なのだろうか?

とにかく、表紙画と中身の画の担当が違う事が多いアメコミでは、この数ページ中身を読めるというのは非常に良い。これまで、再販無し、TPBにもしない等、読者に不親切だったコミックス業界も、買ってくれるマニア層以外にも力を入れ出したからなのか、このある程度の親切で読みたくなるしで、もっと推し進めたら良いのにと思う部分。

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2 Responses to “DC Digital Comics Sneak Peeks”

  1. 匿名 Says:

    「アメコミ」の検索から貴公開BLOGへたどり着き、興味深く拝見させていただきました
    東京へ訪問された日のエントリーで値札のシールがとれない、との記事をみたのですが
    アスワン様がもしかしたらシールはがしの薬品をご存知ないのではないかと筆をとりました
    「ミツワ ペーパーセメント溶解液 ソルベント」を試されたことはありますか?
    少々値は張るのですがカンバスや印画紙パネルに使うのりはがし専用の画材で、
    ベンジンよりプラスチックへの攻撃性が低く、紙に対しても傷めることはほとんどありません
    おもちゃを愛するものとして、参考となれば幸いです

  2. アスワン Says:

    情報ありがとうございます。
    所謂シール剥がし液の存在は知っていましたが、ほとんどのシールはゆっくり剥がせば綺麗に取れて、そういった剥がし難い値札シールは少数だったので、シール剥がし液の存在を思い出す前に全部剥がしてしまっていました。
    次回、その様な場合に備えて「ソルベント」をしっかりと覚えておきます。

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