時をかける少女

2007年07月21日 土曜日

アニメでさえ「クレヨンしんちゃん」か「ぜんまいざむらい」位しか見ないのだが、なかなか評判が良い様なので、TVで「時をかける少女」をしていたので見た。
今までの映像化のモノも小説も知らない。
だが、どうもいまいち。
話もそうだが、登場人物達にずっと馴染めないまま終わって行った。
こういう行き切ってない少女の妄想的恋愛劇ってどうも…。
だからか、見ていて「おっ!」というのを期待していたのだが「ふ~ん」で終わってしまった。
それに声優陣の誰もが拙いと言うか何と言うか・・・。
自然さを求めての事かと思うが、それが違和感あり過ぎて。
どうも主人公の声が高山みなみぽく聴こえたのだが、それにしては演技が…。
やたらめったら「ハア、ハア」言っていたのは監督の趣味では?

あんまり琴線に触れなかったので思い返してみ、良く良く考えるとあの橙毛の少年が解せない。
本来の目的が主人公の命を救う事だとしても、返る事前提のはずなのに「好きだ」と言い出した。
単に海外旅行気分で浮かれていたのか?
だがしかし、言ったらもう戻れないはずなのに自ら説明し始めたし。
と、いう事は返るつもりは無かった?
じゃあ最初から自分を分かって好きになってもらう為に、もしくは自分の命を救わさせる為に、大事な物をわざと落として主人公に拾ってもらうように仕組んでいたという事か?
その割りに最後は力を使用したらしく急に消え、結局は最後まで再会は無し。
以前の力使用者は、「待ったけれど今だ来ず」という話からの暗示として、結局橙毛の少年もやっては来ないと言う事か?
じゃあ橙毛の少年は「過去で恋愛してきちゃったよ~」という浮かれポンチ?

一番の疑問は、そう、確か君は絵を見に来たんじゃなかったの?

これ少女主人公視点で見ると恋愛劇なのだろうけど、この橙毛の少年視点から見ると何だか良く分からない話。

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