ゲッタウェイ

2011年11月29日 火曜日

1994年のアレック・ボールドウィン、キム・ベイシンガー夫婦ではなく、1972年のスティーブ・マックイーン、アリ・マッグローが結婚の契機になった方の「ゲッタウェイ(The Getaway)」。

スティーブ・マックイーンが主演だから期待して見たけれど、あんまりおもしろくなかった。どうも話が平板で、盛り上がりに欠ける。普段も逃亡時も銃撃場面も同じ様に流れて行くからなのか、途切れ途切れな感じで一気に盛り上がりが来ない。話も所々伏線を張る様に別の話が出て来るけれども、それが活きているとは感じられず脇道感が強い。特に獣医師夫婦の話は一体何がしたいのか?マックイーンの方との対比なのだろうが、必要無いし退屈。
最終的に金も愛も手に入れめでたしめでたしで、だから何だという感じだし、監督がサム・ペキンパーでバイオレンス映画を期待していたのに銃撃戦も弱い感じだし、血は蛍光塗料かと言う位赤いし。
話自体は愛と銃撃の逃亡劇だし、スティーブ・マックイーン主演だからもっとおもしろくなっても良いのにと思えた映画。

☆☆★★★

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