第54回スーパーボウル

2020年02月04日 火曜日

NFL今シーズンのスーパーボウル「第54回スーパーボウル(Super Bowl LIV)」はカンザスシティ・チーフスサンフランシスコ・49ersの近年では珍しい組み合わせ。
そもれそのはずでチーフスは50年ぶり3度目の出場だし、49ersは7年ぶり7度目の出場。

チーフスはレギュラーシーズンはQBのパトリック・マホームズが途中出られなかった試合もあったけれど結果的に第二シードで、プレーオフもこのスーパーボウルも相手チームに先制されて、2ポゼッション位離されてからの逆転劇というおもしろい展開をしていた。
49ersはレギュラーシーズンから強くて、ディフェンスが良くてプレーオフも結構圧勝。

わたしは別にどっちも特にファンでもないのでおもしろい試合が見れたら良いなぁと思っていたら、今回のスーパーボウルも中々おもしろい試合だった。
ただ失敗したのが、例年通りお酒を飲みながら見ていたら何時の間にか寝落ちしていて、気が付いたらチーフスが逆転していた事。
巻き戻して見たけれど、そこまであった興奮や集中力が途切れてしまって、終盤の一番盛り上がる所で盛り上がりに欠けてしまった。

それにしても、今シーズンのNFLは100年目で、チーフスが50年振りの優勝って何か凄いよなぁ。

試合は中々おもしろかったけれど、今年のハーフタイムショーは全くつまらなかった。
そもそもジェニファー・ロペスとシャキーラを知らず、歌も知らないので興味が無かったし、試合が前半が同点で終わっているから早く後半見たかったのに20分位もあって長過ぎたので早送りしてしまった。
フットボールの試合が見たいのであって、知らないアメリカの有名人のショーって見ないよなぁ。
普通に前半の各プレイの解説したりすればいいのに、もうハーフタイムショーっていらないって思うのだけれど、アメリカの視聴者ってそんなにハーフタイムショーを必要としているのだろうか?

逆に試合が始まる前の100周年記念の「ALL-TIME TEAM」の紹介とかは、まだ本格的にNFL見始めて十年位のわたしでも良かった。
特に最後に紹介されたクォーターバックのダン・マリーノジョー・モンタナジョン・エルウェイトム・ブレイディペイトン・マニングブレット・ファーヴの並びは凄かった。

更にその後、両チームの紹介ビデオでドウェイン・ジョンソンこと、ロック様こと、ザ・ロックが紹介者で登場し、「People’s Champion」「SmackDown on your candy ass」等、お馴染みの台詞が飛び出して笑ってしまった。
確かにドウェイン・ジョンソンのマイクパフォーマンスは抜群。
最後に「If you smell~」レロレロレロレロってするかと思ったけれど、流石にそこまでか。
何でドウェイン・ジョンソンなの?と思ったけれど、出身が会場のマイアミで、今回のスーパーボウルの放送が「スマックダウン」を放送しているFoxだからか。

更にその後の少年がボールを持って走り出すビデオからそのまま現実の試合会場までボールを持って来るという演出はビデオからそのままご本人登場は結構あるのでまあまあだったけれど、その後のフィールドの中央にある「100 NFL」を上から映して、そこに「HERE’S TO THE NEXT 100」という字幕が入り、ボールを持って来た子供達が走り去って行くという演出にはしびれた。
この映像、YouTubeのNFL公式チャンネルでも見れるのだけれど(https://www.youtube.com/watch?v=lbkafMhmvMo)、最後の子供達が走り去って行く所までは無いんだよなぁ。
あの走り去って行く所が良いのに。

今シーズンもパトリック・マホームズやラマー・ジャクソンの若手QBや、ジミー・ガロポロカーク・カズンズの様な新天地で伸びたQBとか、トム・ブレイディやドリュー・ブリーズの様な既に歴史に残るベテランQBが魅せておもしろかった。
既に来シーズンもトム・ブレイディの去就や、若手QB対ベテランQBチームとか、トム・ブレイディとジミー・ガロポロの師弟対決スーパーボウルとか見て見たいなぁと思ってしまって、早く九月来い!状態。

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