パンドラ効果 – ジャック・ウィリアムスン

2007年04月22日 日曜日

今月は選挙が多く、あの連呼する騒音自動車には辟易。
しっかり名前を覚えてそこには入れないのだが・・・。

さて、本棚を見、何を読もうかなと思っていると、この「パンドラ効果」が目に入る。
ジャック・ウィリアムスンと言う名前で、何故か勝手にサイバーパンクの人かと思っていたら、一番古い話で1928年発表だった先人。

どれも「パンドラ効果」で進み、ニタッと出来る話が多くなかなか楽しい。
「メタル・マン」の様な幻想的怪しいモノも良いが、一番は「組み合わされた手」。
持って行き方、人の欲求を突いた攻撃に見えない攻撃、唸って投げ出される所など非常に良い話だった。

この人の短編をもっと読みたいと思ったら、短編集はこれだけとは残念。

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