ハプニング
2009年05月30日 土曜日Manoj・ナイト・シャマランの「ハプニング」を見た。
確かに丁寧に描いているロード・ムービーで、周りを取り巻く不穏な空気感はすごく出ていて興味は行くが、まさにこの謎の現象と同じでガッと捕まれないのだ。
何が微妙かと言うと、この「謎の空気感染で死亡者多数。」というのは現在の新型インフルエンザ騒動があるため、映画の様にここまでではないけれど危機が現実にあるので、恐怖感が薄いというのが大きい。
それにその人々の異常行動が極端すぎて、何だかモンティ・パイソンのスケッチを見ているようでちょっと笑ってしまった。
特におばあさんの家のTV前でガスマスクしながら編み物なんて、わらかす気満々。
それともう一つの要因は、マーク・ウォールバーグの眉間にしわ顔が何故か段々と森田健作に見えてきて変な感じでずっと見ていたからというのもあるかも。
まあ、オチは最初の段階でちゃんと説明しており分かってしまうが、あのベタな最後でワンアイデアストーリー的になってしまうのが何とも。